自動翻訳機Langogoが海外旅行に便利!ポケトークとの比較レビュー

自動運転、翻訳、囲碁に写真と最近様々な分野でAIという言葉を聞くようになりました。

AIの進歩で今後なくなる職業のひとつに「通訳・翻訳業務」が当てはまると言われています。

「これからの時代は海外で仕事して英語は話せて当たり前の時代がくる。」

そう言われて私は育ってきました。

多分、このセリフは明治維新から日本人から口伝されていると思いますが、21世紀になっても日本人は相変わらず英語が話せない人が多いです。

「学校で受験英語しか教えないからいつまで経っても英語が話せない」

といういう話はさておき、今日は英語に限らず、これからどんな語学も勉強する必要がなくなるガジェット、

自動翻訳機Langogo(ランゴーゴー)」を紹介します。

目次

Langogoの紹介とポケトークとの比較

自動翻訳機というとソースネクストのポケトークが有名です。

今回紹介する、「Langogo」はクラウドファンディング『Indiegogo』で17866ドル(約1920万円)もの資金を調達し、日本のMakuakeでも販売されていた商品です。

翻訳できる言語は104カ国語で1秒未満で翻訳結果を表示、現地の言葉で発声してくれます。

旅行やビジネスに国際交流の場で活躍すること間違いありません。

対応言語は104ヶ国語

Langogoの競合製品はポケトークWになりますが、現在発売されている物の対応言語は74ヶ国語です。

それに対し、

今回紹介する自動邦訳機のLangogoは何と104ヶ国語語対応です!

でも気になる翻訳の検索精度は?

  • ポケトークは74ヶ国語対応
  • Langogoは104ヶ国語対応

Langogoの対応言語
104言語をサポート:世界の三分の二以上の人々の言葉を聞いて理解することができます。

アラビア語(エジプト)、アラビア語(サウジ)、アゼルバイジャン、ブルガリア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、ギリシア語、英語(オーストラリア)、英語(カナダ)、英語(イギリス)、英語(ガーナ)、英語(アイルランド)、英語(インド)英語(ケニア)、英語(ナイジェリア)、英語(ニュージーランド)、英語(フィリピン)、英語(タンザニア)、英語(アメリカ)英語(南アフリカ)

スペイン語(アルゼンチン)、スペイン語(ボリビア)、スペイン語(チリ)、スペイン語(コロンビア)スペイン語(コスタリカ)、スペイン語(ドミニカ)、スペイン語(エクアドル)、スペイン語(スペイン)、スペイン語(グアテマラ)スペイン語(ホンジュラス)、スペイン語(メキシコ)、スペイン語(ニカラグア)、スペイン語(パマナ)、スペイン語(ペルー)スペイン語(プエルトリコ)、スペイン語(パラグアイ)、スペイン語(エルサルバドル)、スペイン語(アメリカ)、スペイン語(ウルグアイ)スペイン語(ベネズエラ)、ペルシャ語、フィンランド語、フィリピノ語、フランス語(カナダ)

フランス語(フランス)、グジャラート語(インド)ヘブライ語、インド語、クロアチア語、ハンガリー語、アルメニア語(アメリカ)、インドネシア語、アイスランド語、イタリア語、日本語、ジャワ島語(インドネシア)、グルジア語、クメール語(カンボジア)、カナラ語、韓国語、ラオス語、リトアニア語、、ラトビア語、マレー語ノルウェー語、ネパール語、オランダ語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、シンハラ語(シンハラ)スロバキア語、スロベニア語、セルビア語、バサスンダ語、スウェーデン語、スワヒリ語、タミル語(インド)、テルグ語(インド)、タイ語、トルコ語ウクライナ語、ウルドゥ語、ベトナム語、中国語(普通語)、中国語(広東語)、中国語(台湾語)、ズールー語、ジョージア語、カンダ語、スンダ語。

Langogoの対応言語はポケトークよりも多い104ヶ国語だけどどうせロクな翻訳してくれないんでしょ?」

と思うかもしれません。

それは間違いです。

ぶっちゃけますが、ポケトークもLangogo同じGoogle翻訳(GoogleTranslator APICloud Speech to Text)をベースにした翻訳エンジンを使用しているので検索精度は同じなのです。

つまり同じ内容を自動翻訳機にインプットさせても同じ翻訳結果が返って来ることになるのです。

翻訳の精度に関しても、今後のGoogle翻訳のアップデートで翻訳エンジンもバージョンアップし本当に通訳がいらなくなる時代が来るかもしれません。

Langogoがポケトークよりも勝る点は?

ポケトークとLangogoの翻訳精度は同じもののLangogoはノイズキャンセリングマイク、大型スピーカー、3.1インチ画面を搭載しているのがポイントです。

雑踏の中でも発声をキャッチし、大型スピーカーで翻訳を伝える。

もし聞き取れなくなくても3.1インチの大型ディスプレイで翻訳分が表示されるので相手に伝わりやすいというメリットがあります。

Langogoならではの機能

ポケトークは翻訳に特化したガジェットに対しLangogoは翻訳の他に「ポケットWiFi機能」「AIアシスタント機能(音声による現地情報の提供)」を搭載しています。

  • 現地の天気
  • 通貨情報
  • オススメ観光スポット
  • 目的地までのルート

などを教えてくれます。

ただし現在、英語と中国語のみ対応していますが今後のアップデートで日本語も対応するといわれています。

LangogoにはSIMカードスロットが搭載されており現地のSiMを挿入することでWiFiルーターになります。

「スマホは持っているけど持っているiPadやパソコンはWiFiモデルなので宿泊先のホテルでしか使えない」

というシチュエーションも旅先ではありますが現地のSIMカードをLangogoに入れればポケットWiFiに早変わり!

最大5台までのWiFi接続が行えます。

英語ならまだしも、ロシア語で「7日間3GBプランのデータ専用SIMカードください」

と注文できますか?

アラビア語は?スペイン語は?

多分ほとんどの人が無理でしょう。

Langogoは現地でSIMカードを調達しなくても本体にe-Simを内蔵しているので事前にクレジットカード、もしくはPayPalで現地で通信容量を購入しておくことができます。

スマホやタブレットに限らず、身の回りのほとんどの物がインターネットに繋がるIOT時代。

Langogoがあれば現地の電波がある限りどこに出かけてもIOT機器のネットワークが途切れることはありません。

翻訳精度は同じ!できることはLangogoの方が多い。

あなたは、Langogoとポケトーク。

どちらの翻訳機が魅力的ですか?

Langogoを開封してみます

外箱

iPhoneの箱をオマージュしたのか、高級感のある箱です。

気密性が高いため開けるのが大変です。

こちらがLangogoのパッケージ一式です。

充電はUSB Type-Cです。

左に電源とボリュームボタン。

右側にマイクボタン、SIMカード挿入スロットがあります。

海外旅行にはこちらのSIMカードが安くて便利。

日本でも購入でき、現地に着いたら自動的にアクティベートしてくれます。

langogo 自動翻訳機

起動するとまずは本体の言語設定。

次にWiFi設定のところでパスワードを入力する際にキーボードが出てきます。

ここでAndroidベースで動いていることがすぐに分かりました。

事前に断りますがLangogoは技適取得済のため日本国内で使用しても問題ありません。

使い方

まずは2カ国の設定をします。

デフォルトでは「日本語英語」になっていますが「英語中国語」など日本語以外の言語の選択も可能。

右側のボタンを押すとマイクONになり読み取り開始になります。

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ポイント

  • 104ヶ国語対応
  • モバイルWiFiルーターになる
  • 格安SIMのデータプランを契約してWiFiモデルのiPadと運用している
  • e-Simが使える
  • 現地でSIMカードを買わなくてもLangogoでそのままSIM契約ができる。
  • PayPal登録orクレジットカード番号入力
  • 1秒以内に翻訳

スマホのグーグル翻訳ではなく、自動翻訳機を持つ意味とは?

「Google翻訳アプリと同じ翻訳エンジンを使っているなら、わざわさ自動翻訳機なんか買わずにスマホでGoogle翻訳アプリを使えばいいのでは?」

こんな風に思うかもしれません。

確かにそう思うかもしれませんがスマホではなく自動翻訳機を使用するメリットはいくつかあります。

  • スマホのバッテリーを無駄に消費させない。
  • すぐに起動する
  • Langogoの場合、とりあえず2年間はSIMカードを契約しなくてもどこでも使える
  • Langogoはオフラインでも主要言語(日本、中国、英語)を翻訳してくれる

自動翻訳機Langogoを使ってみた感想

2ヶ月間の5月にタイに旅行してきましたが、なぜこれを持って行かなかったんだ!

と後悔してしまうくらい海外旅行に便利な商品でした。

タイに限りませんが仮に自分が英語を話せたとしても相手が英語を理解していなければ話が通じません。

海外旅行での通話のパターン・・・

日本語→英語→現地語(現地人の頭の中で現地語に翻訳)

というパターンよりも

日本語→現地語

の方が相手にとっても一番理解しやすいはずです。

また、海外旅行のガイドブックの巻末に「現地語での質問の問答集」が載っているのをみたことがあると思います。

仮に自分がその問答集を見て、現地語で質問されたとしも、現地語で答えが返ってくるので結局「相手が何を言っていたのかよくわからなかった」というのが海外旅行あるあるです。

例えば、病院で現地の医師に「私は熱があります」という答えると、医者の次の質問は「熱はどれくらい? いつから?どんな症状なの?」と聞かれるはずです。

英語で伝えてもいいのですが、そもそも現地の言葉で何を言っているのか分からない場合が多いので、こういう時に自動翻訳機を持っているとスムーズに話が伝わります。

翻訳精度がほぼ同じなら、機能が多い方を選ぶべき

ポケトークなど他社製品の自動翻訳機とLangogoの翻訳の精度がほぼ互角ならあなたは何を基準で自動翻訳機を選びますか?

繰り返し書きますが、私は、LangogoがWi-fiルーターになる点を評価し購入しました。

海外Wi-Fiルーターとして旅行先で友達とインターネットを使ったり、複数デバイスで同時にインターネットを利用できる様なので、実際に海外で使用する事を楽しみにしています。

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