Oculus Questを長時間使用していて頬骨の辺りが痛くなってきたという経験ありませんか?
VRChat、RECROOMやAmazonプライムビデオの視聴など長時間Oqulus Questをつけていると頬骨だけでなく首への負担もかかって辛くなってくるはずです。
今回はモバイルバッテリーと100円ショップで売っている商品を使って、カウンターウェイトの改造(通称カウンターウェイトmod)をしてみたので紹介します。
カウンターウェイトとは
突然ですが、「カウンターウェイトって何?」と思うかもしれません。
カウンターウェイトは吊り合いをとるための重りのことです。
オキュラスクエストを装着すると頬周辺に痛みが出るということは、頬でOculus Questの重みを支えているということになります。
しかし、カウンターウェイトを後頭部に設置することで反作用が働き、頬部への負担が軽減されるはず・・・
カウンターウェイト取り付けるにあたり、ただ重りをのせるだけではもったいないのでモバイルバッテリーを取り付けることにしました。
Oculus Questにカウンターウェイトの取付
用意するもの
モバイルバッテリー
「モバイルバッテリーは既に持っているよ」
という人もいるかもしれませんがカウンターウェイトmodをするにあたりオススメのバッテリーが「Anker Power Core 20100」です。
- 寸法:約166 x 58 x 22mm
- 重量:約356g
- 入力:5V/2A、出力:5V / 4.8A
このバッテリーは細長く、重さが356gあるというのがミソです。
様々な形のモバイルバッテリーが販売されていますがAnker Power Core 20100は、後頭部のバンド部分に巻き付けやすいので簡単に取り付けができます。
また、バッテリー容量も20100mAhの大容量というのがポイント。
Oculus Questに給電しながら使用ができるので長時間コンテンツを楽しむことができます。
ちなみにiPhone XSに約5回以上、Galaxy S9に約5回、iPad Pro (2018, 11インチ)に約2回の充電ができるため防災をはじめ、Oculus Quest以外の用途にも役に立ちますよ。
USB Type Cケーブル
Oculus Questを購入した時に付属していたUSB Type Cケーブルを使用してもいいのですがちょっと長すぎな気がします。
100円ショップに行き新たにUSB Type Cを購入しました。
このケーブルの長さは50cmですがこの長さでちょうど良かったです。
マジックテープ
こちらも100円ショップで購入しました。
写真だと2個写っていますが実際は1個を半分(25cm)に切って使用することができました。
全て合体
全て合体させてみたのがこちらです。
カウンターウェイトmodを試してみた感想
結論から書きますが、モバイルバッテリーカウンターウェイトを取り付けてみて良かったです。
実際に装着してみた状態で持ってみました。
本体重量(571g)+モバイルバッテリー(356g)
合計で1kg近い重さにアップしてしてしまい当初不安になりました。
しかし、実際の重量とは裏腹に、装着してみた感じ、重さはそんなに気になることはありませんでした。
激しい動きにもバッテリーが脱落することなく耐えられ、頬への重さの負担が軽減され痛みから解放されました。
Oculus Questの使用時間が大幅にアップ
カウンターウェイトを設置することで痛みから解放されるほか、Oculus Questの連続使用時間が大幅にアップできるという副産効果もありました。
Oculusn Questの通常使用時間は2時間程度ですがモバイルバッテリーを使用することで、それを超える長時間使用が可能になります。
また、久しぶりに電源をつけたときに「Oculus Questのバッテリーが残ってない」という経験をされたことがあるかと思いますがモバイルバッテリーを使うことでこのようなシチュエーションはかなり減ると思われます。
充電しながら使用するということはあまり良くないかもしれませんが長時間使用したいヘビーユーザーの方は一度お試しください。
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