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骨伝導イヤホンはコロナ禍のテレワーク需要で多くの人に一気に認知されました。
骨伝導イヤホンはオープンイヤーという利点がある一方で製品によっては解像度、定位感、低音のの物足りなさが一般的に言われているウィークポイントです。
そんな骨伝導イヤホンの利便性と弱点を補える商品が「耳掛けしきワイヤレスイヤホン」です。
この手のイヤホンは2022年ごろから突然現れたので、以前から試してみたいジャンルでした。

というわけで今回は、TRUEFREE様より「TRUEFREE O1(トゥルーフリー オー1)」という製品を提供していただいたのでレビューしてみます。
TRUEFREE O1の販売価格は、Amazonで5,380円という驚愕価格・・・。
お話をいただいた当初は「どうせ大したことないだろう。安い中華イヤホンのレビューってどうなの?」とかなり不安でした。
正直なところ、この価格帯ならいつもはお断りしてますが、耳掛け式ワイヤレスイヤホンというキーワードがどうしても気になったのでレビュー依頼をお受けしました。

結論から書くと、いつもオーディオに関しては辛口で記事を書いてますが価格とクオリティがバグってました!
ちなみに2024年7月27日時点でも愛用しており、外出時(特に運動するとき)はカナル型イヤホンを全く使わなくなりました。
圧迫感がなく長時間つけていても耳が疲れず、かなりいい製品ですよ。
スペック

項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | TRUEFREE O1 |
重量 | 11g(超軽量設計) |
ドライバー種類 | 16.2mmダイナミックドライバー |
音声コーデック | AAC / SBC/LDAC |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
接続機能 | マルチポイント可能、定向性伝音技術 |
バッテリー寿命 | イヤホン単体で最大10時間、充電ケース使用で最大45時間 |
ゲームモード | 音声遅延を最小限に抑えるゲームモード搭載 |
操作 | タッチセンサー搭載 |
防水等級 | IPX4 |
保証期間 | 12ヶ月 |
特徴

- 革新的なオーディオソリューション:伝統的な骨伝導イヤホンとは異なり、空気伝導メカニズムを採用。これにより、耳の前に音が浮かぶような独特の聴感を提供し、耳への圧迫感や振動、カナル型イヤホン特有の閉塞感を排除しています。
- 軽量で快適な装着感:わずか11gの軽量設計により、長時間の使用でも快適。耳掛け式デザインにより、落下しにくく、さまざまな活動中でも安心して使用できます。
- 高品質なサウンド体験:16.2mmのダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムを搭載し、クリアな高音域から迫力ある低音まで、バランスの取れた音楽体験を提供します。
- 音漏れを抑える設計:特殊設計により耳穴全体をカバーし、音波を打ち消す技術を用いることで、音漏れを大幅に抑制。静かな場所でも他人に迷惑をかけることなく使用できます。
- マルチポイント接続と定向性伝音技術:最大2つのデバイスと同時接続が可能で、手動での切り替えが不要。定向性伝音技術により、音漏れを効果的に減らし、プライバシーを保護します。
- 充電ケース付属:充電ケースを使用することで、イヤホン単体で最大10時間、合計で最大45時間の連続再生が可能。ケースは高品質なPC/ABS素材で作られ、耐久性と快適な触感を提供します。
- ゲームモード搭載:音声遅延を最小限に抑えるゲームモードを搭載し、臨場感あふれるゲーム体験を実現します。
- 操作性と防水機能:タッチセンサー付きで、音楽の再生/一時停止や曲送り/曲戻しなど、簡単に操作可能。IPX4の防水性能を備え、あらゆる方向からの飛沫に対応します。
TRUEFREE O1は、「ながら聴き」に最適で、音楽やポッドキャストを楽しみながら、周囲の環境音にも注意を払うことができます。
開封と細部をチェック
開封とアプリの紹介

付属品は超シンプル。たったこれだけです。

Google PlayとApp Storeから専用のアプリ(イコライザー、タッチ操作、マルチポイント調整などができる)をダウンロードできます。
音質は、デフォルトの状態で十分に満足できるので私はアプリをいれず、素の状態で使用しております。

スマホとのペアリングは簡単でBluetoothの接続画面からTRUEFREE O1を選んで追加するだけです。
以前使っていたBOSEのイヤホンは、専用アプリを入れないとペアリングして使うことができませんでしたが、本機は普通に登録したいデバイスとペアリングするだけ。
私の会社の場合、セキュリティにうるさい情シスがいますがTRUEFREE O1なら仕事で使っても怒られなかったのが嬉しい。だって私、自動車を運転が多い営業職ですから。
TRUEFREE
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Airtag Proとの大きさ比較

充電ケースは結構大きめです。
大きさに関して何かに例えようと思いましたが、微妙なサイズだったので、とりあえずAirtag Proと並べてみます。


横幅は約1.5倍、厚みは2倍と結構大きめです。
これ一見ネガティブポイントに感じるかもしれませんが、この大きさ以外に悪くないですよ。
とくにワイヤレスイヤホンってバッグの中でよく行方不明になったりしませんか?
TRUEFREE O1ならバッグの中ので見つからなくなる事はことはないでしょう。

この充電ケースの大きさの秘密はバッテリー容量にありました。
TRUEFREE O1の充電ケースには700mAhのバッテリーを搭載しており、ケースと併用することで最大45時間の連続使用が可能なんです。

実際、STEPNのために毎晩4km。時間にして45分ほどウォーキングしてますが1週間無充電でもバッテリー残量は80%程度と超バッテリーが持ちました。
特徴的なイヤホン形状

こちらがイヤホン本体です。
冒頭でもお伝えした通り、そら豆のようなデザインですね。
また、イヤホンはスピーカー部分と下部のバッテリーと部分と分かれており、細いバンド部分に耳をかけることになります。

実際に装着してみました。
耳の裏に隠れて見えませんが、下部のバッテリーが入ってる部分と上部がシーソーのようにバランスを取りながら耳の上で安定してます。
イヤホンをかけているような圧迫感は皆無で、本当に「耳の上に乗せているだけ」といった感覚です。

イヤホンの側面にはノイズキャンセリングのためのガイオン取り込みのマイクがあります。
本機のノイズキャンセリングは「聴く側」ではなく、「話す側」のノイズキャンセリングです。
騒がしい場所でも自分の声をクリアに届けることができるのでハンズフリーマイクとしても活躍すること間違いありません。
マルチポイント接続
TRUEFREE O1はマルチペアリング機能が搭載されており、最大2台のデバイスと同時に接続できます。
ただ、AirPodsのようにデバイスが自動的に切り変わるわけではなく、手動での切り替えが必要。
結局、操作がいろいろ面倒なので私の場合、マルチポイント接続で使用する予定はありません。
操作方法

TRUEFREE O1の操作方法は上記の通りです。
慣れるまで少し大変ですが操作自体はそんなに難しくないはずです。
使用感

- 装着感は骨伝導イヤホン級
- 音質はイヤホン級
- 音の聞こえ方はオーディオスピーカー級
いきなり何をいってるのか分からないと思いますが、TRUEFREE O1はイヤホン、ヘッドホン。骨伝導イヤホンの全てを要素を持つ「耳掛けイヤホン」という独自のジャンルの製品だと思いました。
TRUEFREE O1を実際に使ってみたところ、その軽量で快適な装着感にまず驚かされました。
そして、この手のイヤホンのライバルは骨伝導イヤホンになってくるんだけど、骨伝導イヤホンでは体験できない「ブライトで開放的なサウンド」に度肝を抜かれました。

スピーカーを耳元で鳴らしてるだけで音はダダ漏れでしょ?
音楽を聴いててこんな不安が脳裏をよぎり、TRUEFREE O1を外したところ、音漏れは聞こえるけど普通の場所では、ほぼ聞こえないレベルでした。
これは指向性スピーカーを搭載しているためと思われます。
もちろんボリュームを上げるほど音漏れはひどくなりますが、音漏れの仕方が骨伝導イヤホンと同じレベルなので静かな場所や電車のような体が密接しやすい場所での使用に注意すべきです。
音質について

まず音質は、この価格帯では信じられないくらいクリア。
そして最も評価したいのが音場の広さ。
ヘッドホンやイヤホンのような装着感がないためか、オーディオスピーカーの前に座って音を聞いてる感じです。

息子曰く、映画館にいるような感覚でまさにその通りだと思いました。
TRUEFREE O1は中音〜高音域の音の再生に強いです。超高音域に関しては潰れているというかカットされている感じですが、立体的なサラウンド感で弱点をうまくカバーしている感じで不思議。
運動中にガチで音楽を楽しみたい人に絶対オススメ
耳掛け式であるため、ランニングや家事をしながらでもイヤホンがずれる心配がありません。
ただし、激しく上下動するような運動だと使用中に不安定になるので、つけてて落ち着かないと思います。
耳を塞いでないので長時間使用していても耳も疲れにくいのでオフィスワーカーや長距離を運転するドライバーさんにもオススメしたいです。
まとめ

TRUEFREE O1は、音楽を聴く新しい方法を提案してくれる製品です。
今までのイヤホンやヘッドホン、骨伝導イヤホンとは一線を画すこのイヤホンは、まるで新しいジャンルのようです。
その特別な空気伝導技術で、耳への圧迫感がなく、快適に長時間使えますし、音質もとってもクリア。しかも、音が漏れにくい設計で、周りを気にせずに済みます。
冒頭でも書いた通り、イヤホンマニアの私が半年以上経った今も使い続けてるくらい気に入ってます。
価格も5,380円とお手頃で、こんなに良い音質を楽しめるのに、この価格は本当にすごい。
これからもっと技術が進んで、TRUEFREE O1みたいにワクワクするような新製品が出てくるのが楽しみですね。
TRUEFREE O1は、音楽をもっと身近に感じさせてくれるイヤホンです。新しい音楽の楽しみ方を探している人には、ぜひ試してみてほしい一品です。
ぜひチェックしてください。
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