近年のMacBook Proをはじめとする、多くのノートPCが驚異的な軽量化と薄型化を達成しています。
この進化は非常に喜ばしいことなんだけど、実は一つの犠牲が伴っています。
それは、USB端子の数の減少とMicro SDカードスロットの廃止です。
もちろん、15インチ以上のノートPCには、これまで通りついている機種も存在しますが、それ以下の画面サイズのラップトップは「USB-C端子1つだけ」なんていう威勢のいい製品もあります。
そんな現代のコンピューターの不便を解決する製品が「UGREEN 7-IN-1 USB-Cハブ」なんです。
このハブは、限られたポート数の問題を解決し、複数のデバイスを同時に接続することを可能にします。
今回のレビューでは、このハブの特徴、性能、そして実際の使用感について詳しくご紹介します。
この記事は、UGREEN様より商品提供を受けて執筆しております。
スペックと細部をチェック
項目 | 詳細 |
---|---|
ブランド | UGREEN |
メーカー | Ugreen Group Limited |
製品モデル番号 | 60515 |
カラー | グレー |
素材 | アルミ |
製品サイズ | 12.19 x 3.3 x 1.52 cm; 110 g |
ワット数 | 100 W |
対応OS | Mac OS X, Linux, Windows XP, Windows Vista, Windows 8, Windows 7, Windows 10 |
ポート構成 | HDMI(4K@60Hz)×1、USB 3.0×2、USB PD対応Type-C×1、SD&マイクロSDカードスロット×1、ギガビットイーサネット×1 |
高画質4Kビデオ出力 | 最大4K@60Hz出力 |
100W PD急速充電 | 最大100W、データ送信非対応 |
5Gbpsデータ転送 | 最大5Gbpsのデータ転送速度、USB 3.0ポート×2 |
1000Mbps高速伝送 | ギガビットイーサネット最大1000Mbpsの高速回線速度 |
SD/TFカードリーダー | SD/micro SDスロット搭載 |
互換性 | MacBook Pro、MacBook Air M1 M2、iMac、iPad Pro 2018 0, iPad Air 4/S21+ S21Ultra/Dell/HP/Acer/ASUS/Lenovoなど |
コンパクト性 | サイズ:124X33X16mm、超スリム |
保証期間 | 24ヶ月 |
細部をチェックする
PCと接続するケーブルの長さは、25センチほどです。
使っているデスクや環境によって若干短く感じたりする人もいるかもしれません。
UGREEN Revodokは、表面にアルミ素材を使用しておりMacBook Proと同じ酸化皮膜処理がされてます。
普段使っているMacBook Pro(シルバー)とコラボして写真を撮ってみましたが、アップル純正と思えるビルドクオリティに仕上がってます。
どちらかというとスペースグレイっぽい色です。
底面には、本USB-Cハブの端子名やマークが表記されてました。
USB 3.0に対応しているので大容量ファイルの受け渡しも短い時間で済みそうですね。
ただし、USB 3.0に対応したケーブルとセットで使わないと速度の恩恵にはあずかれません。
左側は、4K 60 Hzに対応したHDMI端子。
その横には、給電用のUSB-C(PD 3.0 100W給電対応)端子があります。
UMPCをはじめとするスペックが高いマシンは、100W以上の給電を求められる機種がかなり増えてきました。
UGREEN Revodokなら、とりあえず一通りのラップトップの給電を網羅できそうですね。
反対側は、SDカードとMicro SDカードのスロットがついてます。
PS3やSwitchのROMをTFカードに書き出すのって結構時間がかかるんですが、このSDカードスロットは、最大で秒速104MBの書き込みができるのでデータのやり取りが早くできますよ。
ただし、こちらもカードの仕様により速度が出ない場合がありますので注意が必要です。
最後に側面のイーサネットポートをご紹介!
最大で1,000Gbpsの回線に対応してるのでネットで対戦ゲームをする方にもオススメできるUSB-Cハブです。
使用感
UGREEN Revodok USB Cハブ使用感レビュー
1週間ほど使用してみましたが、UGREEN Revodok USB Cハブは、その多機能性とコストパフォーマンスの高さで非常に満足しています。
今回、MacBook Proで検証を行いました。
イーサネット、カードリーダー含む全てのポートをテストしましたが、問題なく動作しました。
接続する機器が増えるとUSB-Cハブ本体が熱を持ってきます。
もちろん触れないほどの熱さにはならないのでご安心を。また、本機はアルミ素材なので冷却も早く、安心して使用できます。
このハブの最大の魅力はその汎用性で、さまざまな機器を簡単に接続できる点です。
ノートPCに複数のケーブルを接続する煩わしさがなくなり、デスク周りもすっきりしました。
特に便利だったのは、MacBook Pro純正の充電ケーブル(USB-C)をUGREENのハブに給電。
外部モニターへのHDMI出力やワイヤレスキーボードの接続もこのハブ一つで可能になった点です。
ノートPCにはUSB-Cケーブル一本で済むようになり、作業環境の変更も簡単に行えるようになりました。
全体的には満足のいく使用感です。耐久性については今後の使用で判断しますが、現時点では、大変良いものを送ってもらったと感謝してます。
iPadをモバイルモニター化させることはできない
iPad OS 17のアップデートによりiPadがUVC対応(UVC対応のカメラ画像をiPadに映せる機能)しました。
ここで1点中してほしいことは、UGREEN Revodok USB Cハブでは、この機能が使えません。
この機能を使うにはキャプチャーボード内蔵のUSBハブを準備する必要があるので間違えないようにお願いします。
ただし・・・。
UGREEN Revodok USB CハブとiPadを接続するとiPadの画面をそのままモバイルモニターに投影できるので、マウスとキーボードを使えばPCライクに使えます。
また、本体に溜まったデータを外部SSDに逃がして容量を確保するなど、USB-Cハブ1本で拡張性がかなりアップします。
また、Galaxyスマホユーザーは、Dexモードを使ったことがありますか?
iPadと同様にGalaxyスマホユーザーは、モバイルモニターとスマホを接続するとDexモードが起動します。
DeXモードは、Galaxyスマートフォンとディスプレイを接続して、スマートフォンをPCのように扱える機能です。
- 複数のアプリケーション画面を同時に表示できる
- マウスやキーボードで操作できる
- 外付けモニターが独立したホーム画面となる
- スマートフォンと外付けモニター上で別々のサイトやアプリを同時に開くことができる
- スマートフォンをタッチパッドとして使用できる
- ウィンドウを常に一番前に固定できる
- 画面分割ができる
Galaxyスマホ、USB-Cハブ、キーボードがあれば出張先にPCを持って行かなくてもなんとか仕事ができてしまう環境が作れて便利です。
UGREENってどんなブランド?
UGREENは、2012年に設立された、充電器やスマートフォン、パソコン用アクセサリー、自動車用アクセサリーなどを開発・販売しているメーカーです。
製品は、世界100以上の国と地域で販売されており、これまで洗練されたデザインで複数のデザインアワードを受賞した実績があります。
Amazon ブラックフライデーデールでUGREEN Revodok USB Cハブ 7 in 1が安く買える!
AmazonでのUGREEN Revodok USB Cハブ 7 in 1の価格は、通常、6,599円です。
ただし、2023年11月24日(金)から12月1日まで開催される「BLACK FRIDAY(ブラックフライデー)セール」では44%オフの
3,674円(税込)
で購入できます。
ただし、購入の際は以下のクーポンコードを忘れずに入力しましょう。
クーポンコード
NYUGADGET05
まとめ
UGREEN Revodok USB Cハブは、汎用性と拡張性、そして優れたスペックにより多くのユーザーから高い評価を受けています。
7つのポート(HDMI、USB 3.0×2、PD対応USB-C、SD&マイクロSDカードスロット、ギガビットイーサネット)により、さまざまな接続ニーズに対応。
特に4K/60HzのHDMI出力や、100WのPD急速充電、5Gbpsのデータ転送機能が優れています。
また、SDカードリーダーの追加と1,000Mbpsの有線LAN接続も特筆すべき点です。
とにかくMacBookやUMPCを始めて買った人には、絶対マストバイな製品です!
ぜひチェックしてみて下さい。
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