先日、Retroid Pocket 4 Proのファーストインプレッションを記事にしました。
超美麗な画面でSwitchエミュレーターのYuzuもグラフィックスを「0.5」に設定すれば、そこそこ動くことに感動しました。
でも、発売から1ヶ月したタイミングでN天堂さんからYuzuが目をつけられてしまい、Citra含め開発が頓挫してしまいました。
意気消沈していたものの、Retroid Pocket 4 Proを眺めながらこんな風に見えてきました・・・。
「あれっ これSwitch LiteとPS Vitaと同じサイズじゃない?」
Vitaといえば2019年2月15日に発売が終了した悲運のポータブルゲーム機・・・。
詳細は、割愛しますが発売から10年近くたち、いまだに現役で遊んでいるユーザーもいるもしれませんが、バッテリー、液晶、ボタンなど、各部にガタが来ているころだと思います。
そんな訳で悲運の名機の「魂」を「Retroid Pocket 4 Pro」に引継ぎ、遊び続けて行こうじゃありませんか!
なんとなくアイコラみたいなノリですが、PS Vitaのエミュレーター「Vita3K」をAndroidスマホ/タブレットにインストールする方法を備忘録的にまとめてみます。
iPhoneユーザーは、おとなしく実機で遊んでください。
Vita3Kのダウンロード
まず初めにお伝えしますがGoogle PlayストアでVita3Kアプリを検索しても見つかりません。
その代わり、デバイスのブラウザーでapkファイルを見つけてダウンロードしてくる必要があります。
ダウンロード先は、githubから行います。
- vita3k-android-release-11.apk
というファイルが見つかりますのでこちらをダウンロードします。
Vita3Kの設定方法
今回は、Retroid Pocket 4 Proという中華Androidゲーム機を使ってVita3Kの動作検証をしております。
インストールが完了したら、Vita3Kを起動させるための設定にはいります。
まずは、言語設定を行います。
下の方に日本語があるので「日本語」をチェックしたら次へボタンを押します。
これでひとまず日本語化完了です。
次にファームウェアとフォントパッケージのダウンロード画面になります。
ファームウェアのダウンロードというと何となく違法っぽいイメージですが、「ファームウェアをダウンロード」ボタンを押すとソニー公式のシステムソフトウェアダウンロードページに遷移します。
「フォントパッケージをダウンロード」
というボタンを押すと勝手にフォントがダウンロードされました。
ソニー公式で配布されているので合法という認識が正しいのか分かりませんので、くれぐれも自己責任で行ってください。
これで完了しました。
起動するとこのようなUIになってました。
ブラウザやトロフィーなどすべてのバージョンが1.00になっているので、この辺もアップデートさせていきたいですが、まずはプレイするのが目的なのでここは割愛します。
「設定」→「システム」のなかで決定ボタンを「〇」にするか「×」にするか選ぶことができます。
既にPS5の捜査官に慣れてしまった方は、デフォルトの×でもいいですが、日本仕様で楽しむ方は〇を選べばいいと思います。
使用するデバイスのスペックによって、このほかでグラフィック設定など突き詰めていく必要があります。
でも、Yuzuの設定に比べれば全然カンタンで拍子抜けしてしまいました。
全てVita3Kのアプリ上で完結するのがいいですね。
PS Vitaのロムの吸出しはどうする?
エミュレーターの準備ができたら次は、ゲーム(Rom)の準備が必要です。
正直、これがないと始まりません・・・。
Romはネット上で検索するといくつかダウンロードできるようですが違法なのでやめましょう。
では、どうするかというとPS Vita実機をまずは用意。
HENkakuといカスタムファームウェアを導入し、Ensoを導入。
NoNpDumpの導入を経てRomを吸い出します。
この工程はかなり面倒で解説が大変なので各自調べてください。
Retroid Pocket 4 ProでVita3Kをプレイしてみた
実際に私がプレイしている動画を撮れてないためYouTuberからの転載です。
というか、この方はかなりの本数のromを持ってらっしゃるのでこちらの方が参考になると思います・・・。
Vitaのベンチマーク的ソフトのGod of Warもゴリゴリ動いていて驚愕です・・・。
スマホユーザーはスマホゲーミングコントローラーを使えばもっと快適にプレイできる
スマホユーザーは、スマホ用ゲーミングコントローラーに本体を挟んで使うと使い勝手が向上します。
上の写真は、Gamesir Xs2を使ってスマホで原神をプレイしているものです。
キーマッピングが可能で、画面上のボタンを各ボタンにアサインできるのがいいです。
まとめ
2024年の4月でPS Vitaの修理サポートが打ち切りになるというニュースを見てこの記事を書こうと思いました。
ソニーが新型のハンドヘルド型デバイスを開発しているというウワサがあるようですが、それまでVita3Kでこれまで発売された名作を堪能してみてはいかがでしょうか?
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