Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
大画面でゲームや映画を楽しみたいけど、大きいテレビを買っても置くスペースがない・・・
こんな方にオススメしたいのがプロジェクターです。
数年前までのプロジェクターは、ファンの音がうるさかったり、価格の割に画質が悪いものが当たり前でしたが、ここ10年でその状況は一変しました。
今日は、2022年エントリークラスの中華プロジェクターをレビューします。
製品名は、「XIDU PhiBeam S1」で価格は29,999円です。
エントリークラスにしては割高に感じるかもですが、Amazonで定期的に割引クーポンを配布しており、実質20,000円以下で購入できる場合が多いです。
- 1980×1080のフルHD画質
- 明るさ12,000lm(ルーメン)・・・実質550ANSIルーメン相当
- HDR10に対応で濃淡のはっきりした画像が楽しめる
- スマホ、タブレットからの映像をワイヤレスで投影可能
- HDMI端子からSwitch、PS5、PCなどの画像を表示可能
スペック
製品名 | XIDU PhiBeam S1 |
---|---|
解像度 | 1,920 x1,080p |
明るさ | 12,000lm(550ANS lm) |
コントラスト比 | 13,000:1 |
アスペクト比 | 16:9/4:3 |
光源 | LED |
フォーカスモード | 手動 |
投影モード | 直置き、三脚、点吊り対応 |
画面サイズ | 40〜300インチ |
サイズ | 226×215×116 |
重量 | 2.2Kg |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz対応 |
Bluetooth | 5.1対応 |
付属品 | プロジェクター、電源コード、HDMIケーブル、AVケーブル、リモコン(電池なし)、日本語説明書 |
XIDU PhiBeam S1は、高コントラスト比13000:1と1920×1080のフルHD画質に対応。
商品説明に4Kと書かれてますが実際は、4K画像をフルHD画質にして投影できます。
これは一見、ダウンコンバートのように感じますが、普通のフルHDの動画と見比べると動画のディティールが全然違いますよ。
画面サイズは、最大300インチの大画面を投影可能。
ぐっと引き込まれるような臨場感あふれる映像を楽しむことができます。
開封と細部をチェック
まずはこちらがプロジェクターの外箱。
サラサラしたパッケージで高級感があります。
梱包は非常にしっかりしており、製品とはこの間にはウレタンがぎゅうぎゅうに詰め込まれてました。
台湾の道端で赤い手紙を拾うとヤバいってきいいた事あるけど、一瞬それかと思った・・・
箱を開けると赤い紙が入ってました。
これはサンキューカード。
「買ってくれてありがとう。何かあったらここにメールして」
みたいなことが書かれてました。
本体が登場!
重さは2.2kgと軽量です。
大きさは20センチ角ぐらいの大きさなので使わない時は引き出しの中に収納できそうです。
付属品
スーパーファミコンにもこんなのが付いてたよね?
付属品は、HDMIケーブルの他に、昔懐かしいAVケーブルも同梱されてました。
これでプロジェクターからオーディオアンプなどに出力ができます。
入力可能なガジェットは?
こちらが背面です。
左からどんなものを差し込めるか解説します
- 赤外線リモコン受光部
- 電源ケーブル差し込み口
- USB1
- USB2
- 3.5mmヘッドホンジャック
- AVケーブル出力
- HDMI入力
これだけあればガジェットで使えない機器はなさそうですね。
ワイヤレスにも対応
XIDU PhiBeam S1は、Bluetooth 5.1を搭載してます。
ワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)を接続すれば、夜間でも隣人に迷惑をかけることはなさそうです。
また、AirPlayやMiraCastといったワイヤレスミラーリングも可能。
スマホやタブレットの画面をスクリーンに投影させることができます。
細部
XIDU PhiBeam S1を投影させてみたら結構キレイに映像を楽しめした。
その一方で本体の細部を見るとコストダウンの苦労が見て取れます。
XIDU PhiBeam S1には自動台形補正やオートフォーカス機能が備わってません。
こうやって書くと一瞬えっ!と思うかもしれませんが、プロジェクターを天吊り固定で使用したり、いつも同じ場所に設置して使う人には全く問題ないと思います。
要するに最初のセットアップだけがちょっと大変なんです。
本体の上部にプロジェクターの操作ボタンが付いてます。
実際使ってみたところ使い勝手が非常に悪かったです。
これとは別にリモコンが付属しているのでそちらを使用した方が操作が簡単です。
使用感
初めてのプロジェクターを買いましたが、やはり大画面はいいですね。
価格が安いので短焦点レンズじゃないだろうと最初は期待してませんでした・・・。
でも、壁から3mほど離れて投影させたところ200インチくらいの大画面になり大満足!
動画や音楽を入れたHDを接続すればこの画面から再生も可能です。
ただし、明るさ12,000lmという謳い文句が決め手で買いましたが、実際は部屋を少し暗くして使わないと見にくいです。
部屋を暗くすると本領発揮!
HDRが効いていて濃淡のコントラストがハッキリした画質を楽しめました。
さっそく息子にスプラトゥーン3をやらせましたが、大画面で見やすいと大興奮。
大晦日と正月は寝室にこもってこのプロジェクターでスプラトゥーン大会をしたいと言ってます。
ただし、サイドステップをするときに若干遅延を感じるそうです。
私の場合、寝室の白壁に投影しましたが、ちゃんとしたスクリーンを用意すればもっと綺麗な画像を楽しめそうです。
内蔵のスピーカー音質ですがDolby Atmosのような立体感は特になく、いたって普通。
オートフォーカス、台形補正、Google Playが搭載してれば文句なし
価格が安くて心配になりましたが、上位機種のようなオート台形補正とGoogle Playを省いているからだと思います。
最近はプロジェクター本体にGoogle Playが搭載されているものも多く、プロジェクター単体で扱うことができるものが増えてきてます。
XIDU PhilBeam S1には、実はAndroid OSが搭載されていてAndroidベースで動くのでできないことはないと思います。
Google Playを載せない理由は、ライセンスの問題だったり内蔵SSDの部品点数の削減が原因だと思います。
プロジェクターは、HDMIが使えるガジェットと接続して使用する用途が一般的なのでこの辺は割り切ってしまうべきだと考えます。
どうしても単体でプロジェクターを活用させたい人は、Amazon Fire TV Stickを同時購入するといいでしょう。
欲を言えばレンズキャップが付いてて欲しかったな~。
まとめ
- 1980×1080pのフルHD画質
- HDR10対応で濃淡のはっきりした画像が楽しめる
- ワイヤレスミラーリングにも対応 スマホ、タブレットからの映像をワイヤレスで投影可能
- HDMI端子からSwitch、PS5、PCなどの画像を表示可能
- AVケーブル端子付属 Bluetooth 5.1対応で豊富なオーディオ出力が可能
- 作動音が静か
- オートフォーカス 台形補正機能がない
- Google Playを搭載してないので単体では使えない
XIDU PhiBeam S1は、エントリークラスのプロジェクターを探している人におすすめできる機種です。
頑張ってPopin Aladdinを買うのもいいですがあちらは、124,800円と結構割高です。
一方、XIDU PhiBeam S1は20,000円程度で購入できるので自宅を簡単に映画館にすることも可能。
自宅に限らず、仕事でプレゼンするときのプロジェクターとして活躍すること間違いありません。
気になる方はぜひXIDU PhiBeam S1をチェックしてみてください。
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