大きなスクリーンでゲームや映画を楽しみたい!
でも大型テレビを置くスペースなんてないし、ましてや60インチ以上のテレビは50万円以上するから絶対ムリ!
世の男性は、ホームシアターに1度は幻想を抱いたことがあるはずですが、そんな願望を「実現」してくれるのが「プロジェクター」です。
今年はPS5も買ったし、Switchでティアキンも発売されたので大画面でハイラルの舞台を冒険したい!
こんなことを考えていた矢先、先日「モバイルバッテリーPD200」でお世話になったAFUストアさんからN9プロジェクターのレビュー依頼をいただいたのでご紹介します。
プロジェクターがある暮らしはこんなに素晴らしいことばかり
ポータブルプロジェクターを選定する際は、以下の点を考慮して買いましょう。
- 投影サイズをどれくらいにしたいのか。
- どんな部屋で使用するのか?
- 解像度。
- オートフォーカス・自動台形補正が搭載されているか?
- LCD式 or レーザー式
- 持ち運ぶか常設するか。
一般的に解像度が高いもの輝度数(ルーメン)が高いものは、本体価格も高価になってきます。
今回紹介するZepan N9プロジェクターはエントリークラスよりもほんの少しだけレベルが高い製品です。
初めてプロジェクターを使う人は安物買いの銭失いをする前に、N9を試してみませんか?
スペックと特徴
スペック
製品名 | N9プロジェクター |
---|---|
カラー | シルバー/ブルー |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
投影サイズ | 最大180インチ |
コントラスト比 | 2000:1 |
映像技術 | LCD |
明るさ | 300ANSIルーメン |
スピーカー | 2 x 5W |
入力 | HDMI、USB×2、AV-IN、3.5mmオーディオジャック |
接続性 | Wi-Fi、Bluetooth 4.2 |
重量 | 1.5kg |
寸法 | 131 x 188 x H195mm |
重量 | 2.1kg |
騒音値 | 36dB |
RAM | 4 GB |
ROM | 32 GB |
OS | Android 9.0 |
LEDの寿命 | 30,000時間 |
価格 | 52,800円(Makuake 早期購入者価格は39,800円) |
特徴
- 4K入力可能(出力はフルHD解像度)。
- 最大180インチを投影できる。
- 5W×2機のスピーカーを搭載。
- オートフォーカス、自動台形補正機能あり。
- スマホやタブレットの画面をAirplay(ワイヤレス)で再生できる。
商品説明に4Kと書かれているので4Kプロジェクターと勘違いされるかもしれませんがフルHD画質です。
4K画像をフルHD画質にして投影できます。
これは一見、ダウンコンバートのように感じますが、4K動画をフルHDスペックのプロジェクターで見るとフルHD画質がさらにキレイに映るんです。
他にもいろいろ書きたいですが、実際に使ってみて良かったと思った点は以下です。
自動台形補正、オートフォカス機能
以前、据え置き型のプロジェクターをレビューしましたが、自動台形補正とオートフォーカス(自動ピント調整)がないため、設置場所を気にしたり毎回ピント調整に時間を取るなど苦労してました。
N9プロジェクターはこれらの機能が標準で搭載されているので見たいと思ったらすぐに起動させることができるので ホント便利です。
Android 9.0搭載 プロジェクター単体で使える
N9プロジェクターにはAndroid 9.0を搭載しておりアプリを追加することも可能です。
ただし、Google Playではなく、App STORE(N9プロジェクターのオリジナルアプリサイト)でダウンロードする形です。
このストアはどちらかというと動画や映像系のアプリに特化しておりゲームなどはほぼありません。
エントリークラスの安いプロジェクターはスマホやPCを接続して使用するものが多いですが、N9はプロジェクター単体で使用できる点がメリットです。
細部をチェック
パッケージは至って普通です。
こちらが本体です。
持ち運ぶ機会があるかもしれないのでレンズカバーが付属してれば良かったです。
付属品
- 取扱説明書
- 充電アダプター
- リモコン
- HDMIケーブル
N9プロジェクターはAndroid搭載で単体でも使えますがHDMI端子を繋げればPC、ゲーム機など多数のデバイスと接続できます。
最初からHDMIケーブルが付属してくれているのが嬉しいですね。
付属のリモコンは、単4電池×2本を使用します。
また、リモコンには、バックライトが仕込まれていて暗所でも問題なく使えるのがポイント。
このほか、フォーカスを微調整するためのボタンなど組み込まれていて手抜き感は全くありません。
安価なプロジェクターだと汎用品のリモコンが付属していることが多く、使い勝手が悪いものもあるんですよ。
取扱説明書はフルカラーで印刷してありとても見やす買ったです。
ちなみに私は取説を読まずに使いましたが全く迷うことなく操作できました。
レンズの右下に見えるのは、リモコンの赤外線受信部です。
その下のパンチングデザインはヒートベントです。
底面にはスタンドを取り付けるためのネジが切られてます。
もちろん床や台のうえに、そのまま置いて使ってもいいけどスクリーンに投影する場合高さ調整にスタンドは必須だと思います。
ビデオカメラのスタンドに乗せてみましたがプロジェクター本体が少し重いため転倒しないよう注意が必要です。
背面は内部の熱を逃すための排気口と5Wスピーカーがビルドされてます。
あとで紹介しますが、ステレオ感があるサウンドが好感触でした。
小さな音量でも明瞭に音が聞き取れ、大音量にするとあたかも映画館のような迫力あるサウンドが楽しめます。
Bluetoothにワイヤレスヘッドホンなどやスピーカーにも接続でき音質に関しては妥協は一切ありません。
背面上部は端子接続部になっていて様々なデバイスにアクセスできます。
接続端子(左から)
- USBポート×2
- 3.5mmオーディオジャック
- AV-in
- HDMI
本体上部には操作ボタンがついており、手元にリモコンがなくても使うことができます。
操作性に関してはリモコンを使った方が圧倒的に楽です。
投影してみた
オートフォーカスが便利
今回は三脚で固定した状態で使用してみました。
電源をオンにすると言語設定、Wi-Fiの選択、本体のファームウェアアップデートの順に設定が進んでいきます。
壁にQRコードのようなものが映し出されたと思ったら、台形補正とフォーカスが自動で調整され下の写真の画面が投影されました。
台形補正とフォーカスは1秒くらいで完了して感動しました。
手動だと結構手間がかかるんですよね。
ちなみにプロジェクターの投影角度を変えても自動で判断し修正してくれるところが素晴らしい!
300ANSIルーメンのプロジェクターは部屋を暗くして使おう
曇天の夕方に寝室にN9プロジェクターをセッティングしたんですが、300ANSIルーメンだと画面が暗いですね。
晴天の日中に投影するには無理があるのでここは割り切って部屋を暗くして使うことをオススメします。
私の場合は、寝室の白壁に投写してますが、スクリーンを使えばコンテンツがもっとキレイに映せます。
部屋を完全に暗くしたらコントラストがはっきりした美しい映像が見れるようになりました。
YouTube動画を見てみましたがステレオ感が強く本当にプロジェクターから音が出てるの?ってくらい立体的なサウンドが楽しめます。
ただし、低音や臨場感を求める人は別途、外部スピーカーに接続がオススメです。
投影距離2.6mで76.8インチサイズの画面になった
この情報を元にスクリーンサイズを検索してみたところ、なんと76.8インチサイズの画面が投影されていることがわかりました!
Makuakeでの販売情報によると投影距離3mで100インチの画面が映るらしい。
ちなみに75インチのテレビは、10万円以上するものが一般的です。
N9プロジェクターは4Kこそ投影できないものの「インチあたりに対する価格」が圧倒的に安くコスパに優れてます。
上の画面が電源投入直後のUI画面ですが、プリインストールされているアプリにはお馴染みの動画サービスが含まれてます。
PS5をプレイしてみた
PS5版のGT7をプロジェクターでプレイしてみましたが、やっぱり大画面にして大音量でプレイすると没入感が半端ないですね。
ただし、ゲーミングモニターのように「応答速度」は速くないので瞬発力を求められるようなシューター系のゲームプレイにはちょっと不向きな気がしました。
あと
次にプレイしたのがエルデンリング。
このゲームは暗い場所が多いのでそういった場所でプロジェクターがどんな色表現をしてくれるかがカギとなります。
いくつか洞窟のダンジョンに挑戦してみましたが思っていたほど悪くはありませんでした。
結論として、ゲームにはやや不向きですが、映画を見たり仕事で資料を投影するといった使い方をしたい人に適したプロジェクターです。
Makuakeで発売中
Zepan N9プロジェクターはクラウドファンディングのMakuakeで販売中。
通常価格52,800円ですが、早期割引で39,800円で発売中です。
アパートに住んでる人は大型テレビを設置するのが難しいと思うけどプロジェクターなら大画面も簡単に実現できますよ。
プロジェクトの終了は2023年5月30日までとなっております。
まとめ
プロジェクターが家庭に1台あれば大人から子供まで全員が楽しめます。
N0プロジェクターはコンパクトなので使わないときは倉庫にしまうことができ、使用する部屋の制限もありません。
気になった方はぜひチェックしてみください。
コメント