CYBERBOARD R3【Angry Miao】 レビュー 超高級・打鍵感抜群のワイヤレスキーボード

CYBERBOARD R3 アイキャッチ

2021年12月23日よりクラウドファンディングのMAKUAKEAngry Miao(アングリーミャオ)のワイヤレスキーボードのプロジェクトが開始されました。

CYBERBOARD R3 Angry Miao
CYBREBOARD R3

このキーボードの名前は、「CYBREBOARD R3(サイバーボードアールスリー)」。

映画監督のウェスアンダーソンの世界観を作品をモチーフに作られたキーボードです。

TERU

ぶっちゃけますが、CYBREBOARD R3(完成品)の価格は、88,000円からと決して安くはありません。

今回、発売前のサンプル品をお借りしてレビューさせて頂きましたが、実際に使用してみたところ製品のビルドクオリティ操作性の観点から、値段設定の根拠に納得してしまいました。

CYBREBOARD R3の特徴
  • 打鍵感が気持ちいい
  • 軸・キーキャップ・プレートのカスタマイズが可能
  • ワイヤレス⇄有線をカンタンに切り替え可能
  • LED搭載でゲーミングキーボードとしても秀逸
  • 高級感溢れるアルミダイキャストボディー
ボビー

キーボードでタイピング性能を追求すると最終的にゲーミングキーボードに行き着くのが常でした。

女役

ゲーミングキーボードって男性向けにデザインされたものが多くて、プロユースの女性向けキーボードがほとんどないのが悩みだったわ・・・

今回紹介する、CYBREBOARD R3は、男性女性問わず誰が使っても違和感ない見た目でオシャレ!

デザインが良いだけでなく、キーボードとしての使い心地も最上級なので買って損はない製品です。

TERU

ううっ 返却するのが惜しい・・・

目次

Angry Miaoについて

CYBREBOARD R3をリリースしている「Angry Miao(アングリーミャオ」について解説します。

Angry Miaoは、2019年に中国広東省の珠海市で設立されました。

中国製品は、「コストパフォーマンスに優れている」製品が多いという印象ですが、Angry Miaoが目指しているものは、「それ」とは全く逆行しています。

Angry Miaoのプロダクトは、最高の素材を最高品質でユーザーに届けることをモットーにしており、Made in Chinaではなく、「Crafted in China」を目標にしている点です。

今回紹介する、CYBREBOARD R3も「目・耳・指先で楽しめる」ことを念頭に設計されており、Angry Miaoのこだわりが随所に見て取れます。

アルミ削り出しボディ

アルミ削り出しボディ

CYBREBOARD R3の製造工程は、iPhoneやロレックスのオイスターケースを製造する工程と同じようにアルミのインゴットをCNC機械切削機での削り出しからスタートします。

重量は、約3.2kgと一般的なキーボードよりもかなり重たいですが、この重量感がデスクに置いた時の安定性につながり、所有感を満たしてくれます。

電気泳動塗装

アルミ素材の表面処理は、アルマイト処理(酸化皮膜)やブラスト仕上げされている製品が多い中、CYBREBOARD R3は、「電気泳動塗装」の処理がされています。

この塗装方法は電着塗装とも言われ、均一な膜厚が形成でき、塗装が剥げにくいのが特徴です。

この塗装方法は、自動車業界でも使われている技術で、そこら辺のプラスチッキーなキーボードとは一線を画す存在感を放っています。

CYBREBOARD R3の仕様

Angry Miao CYBERBOARD R3 カラーバリエーション
製品名CYBREBOARD R3
ケーズ素材アルミ合金CNC削り出し
完成版の重さ3.2kg
カラークラウドホワイト/ブダペスト・ピンク/アクアティックグリーン
接続方式Bluetooth5.0/有線Type-C
バッテリー
バッテリータイプリチウムイオン
バッテリー容量5,000mAh×2
充電方式Type-C充電/ワイヤレス充電
ハードウェア情報
LED数200個
PCBホットスワップ
マウント方式ガスケットマウント
生産国Crafted in China

細部をチェック

カラーリング

今回お借りしたサンプルは、アクアティックグリーンというカラーです。

Angry Miao CYBERBOARD R3 カラーバリエーション

カラー展開はクラウドホワイト」「ブダペスト・ピンク」「アクアティックグリーン」の全3色。

このカラーリングは、アメリカの映画監督、ウェスアンダーソンの作品にインスパイアされているそうです。

「グランド・ブダペスト・ホテル」予告編「グランド・ブダペスト・ホテル」予告編

ウェスアンダーソンの映画の1つにグランドブダペストホテルという映画がありますが、確かにこの作中に出てくるカラーグレーディングにマッチしてます。

ウェスアンダーソン監督の作品一覧

Wikipediaより引用

ハードケース

CYBERBOARD R3 Angry Miao
ハードケース付き

順番が前後してしまいましたがCYBREBOARD R3には専用ハードケースが付属しています。

怪しい人

中に銃が入っていそうなケースですよね。

底面

CYBERBOARD R3 キーボード背面

CYBREBOARD R3の底面には、巻きコイルみたいな部分が見えます。

これはワイヤレス充電のためのギミックです。

ワイヤレス充電をするにはAngry Miaoから発売されているワイヤレスチャージャー内蔵のデスクマットを使用するといいみたいです。

取扱説明書

取説は日本語のほか中国語、英語でも書かれていました。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが下のボタンからも使い方を確認することができます。

キー

キーボードは昔のレジのようなカラーリングで昭和レトロな感じがします。

キャップの部分はページスクロールのアップとダウンでした。

キーマッピングも可能

CYBERBOARD Custom Lighting Effect TutorialCYBERBOARD Custom Lighting Effect Tutorial

自在にキー配列を変更できるので、自身の慣れ親しんだ配列で、より快適にタイピングすることができます。

側面のボディーデザイン

CYBERBOARD R3 キーボード側面

キーボードのレトロな配色とは裏腹に側面は、テスラのサイバートラックをオマージュしたかのようなデザインです。

CYBERBOARD R3 キーボード

このキーボードで一番目を引く部分は上部についた200個のLEDライトではないでしょうか?

めちゃくちゃ綺麗でこんなキーボードは今まで見たことがありません。

LEDの発光パターンは数種類あり、Angry Miaoの公式ライブラリーからライティングパターンのダウンロードすることができます。

女役

おうちにいながらエレクトリカルパレードも夢じゃない!?

カスタムパーツが豊富

黄銅伸線プレート

CYBREBOARD R3は、とにかくカスタムパーツが豊富!

自分専用のキーボードをオーダーメイドする感覚でカスタムすることができます。

変更できるパーツ
  • キーキャップ
  • 内部アルミプレート

使ってみた感想

今読んでいただいているこの記事は CYBREBOARD R3で執筆していますが、記事を書き終わる頃(2時間経過後)には完全に慣れて使いこなせるようになりました。

私は、普段ロジクールのテンキー付きキーボードを使用しているため、最初、タイピングに慣れるのが大変でした。

いっぽうプログラマーをしている妻は普段、「東プレ/リアルフォース」のテンキーレスのキーボードを使用しています。

サイズ感が同じだからか、CYBREBOARD R3を違和感なく使いこなしていました。

TERU

最初使いにくいと思っていても絶対にすぐに慣れます。

打鍵感が最高!

CYBERBOARD R3 ワイヤレスキーボード

CYBREBOARD R3を10人がレビューしたら絶対に全員「打鍵感が素晴らしい」と口を揃えていうはずです。

先ほど紹介したプログラマーをやっている妻や普段、寿司打タイピングで遊んでいる小学生の息子ですら同じことを言っていました。

その秘密は、計算された「キーストローク」「打鍵音」にあると思いました。

CYBREBOARD R3 赤金軸
赤金軸

完成版キットのキースイッチには、赤軸に改良を加えた「金赤軸」を採用。

また静穏性に優れたガスケットマウント方式を採用しているので激しくタイピングをしても静かでキーボードがブレません。

CYBERBOARDR3 タイピング音CYBERBOARDR3 タイピング音

上の動画だと高音が結構出ていてカチカチ聞こえるかもしれませんが実際に打鍵してみるともう少し心地良い打鍵音がします。

TERU

ゲーミングコントローラーにありがちなカチャカチャ音とは全然違います。

トリガーストロークは赤軸より0.2mm早く、総ストロークは3.8mm。一般的な赤軸と比べ、よりリズミカルで柔らかい打鍵感が味わえます。

打鍵間に関しては、本当に感覚的なので文章にするのが難しいのでMAKUAKEから文章を少し引用してしまいましたが本当に使っていて気持ちいいです。

まとめ

CYBERBOARD R3 Angry Miao

今回、CYBREBOARD R3をお借りしてレビューしましたが、返却するのが惜しいくらい使いやすくて気持ちのいいキーボードでした。

購入価格は、完成品で88,000円〜と決して安くありませんが使用感はとても素晴らしいです。

TERU

特におすすめしたいのが、メカめかしく、ギラついたゲーミングキーボードに満足できない女性ユーザーです。

CYBREBOARD R3は、デザインも可愛く機能性にも優れているので一度試していただきたいです。

CYBREBOARD R3は、クラウドファンディングのMAKUAKEでプロジェクトを開始しました。

商品の納期は最短で2022年3月末までを予定。

ぜひチェックしてみて下さい。

プロジェクト期間・・・2021年12月23日〜2022年2月21日まで

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