今回は「Tesla Model3、納車1か月のモデル3ハイランドで静岡県島田市川根町にある道の駅「川根温泉(ふれあいの泉)」へ車中泊をしに行ってきました。
電気自動車(EV)での車中泊が初めてだった僕が、事前準備、現地での過ごし方、充電事情、寝心地、そして大井川鐵道の風景まで、実体験を余すところなくレビューします。
車中泊ビギナーやテスラオーナーの方、静岡でのアウトドアを検討している方に役立つ内容です。
今回の旅の目的と事前チェック
今回の車中泊の目的はシンプルでテスラモデル3ハイランドで初めて車中泊をしてみること。
納車からちょうど1か月が経ち、車の良いところ・残念なところが見えてきたタイミングでの実践テストです。
行き先は静岡県島田市の川根町にある「道の駅 川根(川根温泉ホテル併設)」。
ここは車中泊マニアの間でも有名で、温泉が併設され道の駅としての機能もあるため、快適に過ごせる場所として選びました。
出発時のバッテリー残量は87%、表示レンジは399km。
モデル3ハイランドは満充電で約455kmと表示されるので、今回は余裕のある状態でスタートしました。
到着時の予想バッテリー残量は80%ほど。車中泊中はエアコンをつけっぱなしで寝る前提だったため、充電可能な専用車中泊サイト(有料:3,500円)を予約して、夜間に100Vの電源を使えるようにしておきました。
川根温泉(道の駅)について
川根温泉は「温泉」+「道の駅」+「車中泊スポット」が揃った便利な場所。
特に大井川鐵道がすぐ隣を走っているため、SL(機関車トーマスなど)を撮影するベストスポットとしても知られています。
施設の特徴は以下のとおりです。
- 温泉(ふれあいの泉)あり:入館料は820円から。風呂から出たあとにゆっくり休めるのは車中泊後の大きなメリット。
- 車中泊専用サイト:10m×5mの区画で100V電源2口利用可。直火やテントを張る行為は禁止になっていることが多いのでルールは守りましょう。
- 駐車エリアのすぐ脇に遊歩道や芝生のスペースがあり、散歩や撮影に便利。
- トイレ・ごみ箱完備:ただし一部トイレはウォシュレットがなかったりするため、好みや期待は事前確認がおすすめ。
出発〜ドライブ中の印象:オートパイロットが本当に便利
今回は高速の区間やバイパスでオートパイロットを使用しての移動が中心でした。
納車時のvlogでも触れた通り、モデル3のオートパイロットは手をステアリング近くに置いているだけで動作し続け、時折「ハンドルを操作してください」というメッセージが出る程度で、長距離移動の疲労軽減に大いに役立ちます。
走行30分程度で大井川に沿って走る区間に入り、左手に流れる大井川、右手に大井川鐵道の線路が見えるという絶好のロケーション。
鉄道と並走する区間があり、SLの撮影スポットの近くを通るので、鉄道ファンにとってはたまらない道のりです。
車中泊サイト到着:区画・設備の細かいチェック
受付で車中泊サイトの場所を確認後、僕らは鉄道高架下にある車中泊ゾーンに駐車しました。
サイトは10m×5mで、区画によっては炊事場やテーブルが近くにある場所もありますが、今回の車中泊サイトはコテージ宿泊者専用の共用スペースにアクセスできない区画もあり、利用前にスタッフへ確認するのが安心です。
- 料金:3,500円(2025年当時)。かつては2,000円台で利用できることもあったようですが、現在は値上げされましたがあまり知られてない穴場スポットです。
- 電源:100Vが2口利用可能。普通充電レベルなので急速な充電は望めませんが、エアコンや小型電気機器の消費を補える範囲です。
- トイレ:施設内トイレは基本的に清潔。ただし一部ウォシュレット非搭載のところもあるので注意。
- 禁止事項:直火・焚き火、テント設営などは基本NG(区画ルールによる)。近隣の芝生エリアでのBBQもマナーを守らないと注意されます。
車内設営:目隠しとマットで快適に寝る方法
モデル3ハイランドは車内空間がよく練られていますが、後席のヘッドスペースやトランク周りの形状が影響して寝るときに「やや窮屈」と感じる場面がありました。
そこで僕が実践した快適化ポイントを紹介します。
窓の目隠し(必須アイテム)

外から覗かれるのを避けるのと、エアコン効率を上げるために必須。
僕はAliExpressで購入したモデル3専用の目隠しを使いました。
これで外からの直射熱や視線をシャットアウトでき、エアコンの効率も向上。結果として待機中のバッテリー消費を抑える効果も期待できます。
マットと寝る向きの工夫
僕の身長は174cmですが、後部座席の板(トランクと後席の間のボード)があるモデル3ハイランドでは、ボードの影響で足元がやや窮屈に感じることもあります。
そこで、マットを斜めに敷いてトランク側に足を伸ばすようにすると、かなり広く感じられ、意外と快適に眠れました。
夜の過ごし方:温泉〜晩酌〜就寝まで
まず温泉でさっぱりしてから、車に戻って「車内二次会」。
後部座席にはモニターがあるため、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオを見ながら夜更かしも可能(ただし節電に注意)。
今回は少し飲み過ぎて早めに就寝しましたが、車内で映画を観ながらまったり過ごすのも車中泊の醍醐味です。
就寝時は100V電源につないでエアコンを稼働させた状態で寝ました。
寝る前のバッテリーは74%、起床時も74%。
つまり、100V普通充電での入力量とエアコンの消費がほぼトントンで、実質バッテリー残量はほとんど変わりませんでした。
これは100Vの出力が小さいため充電量が少なく、それをエアコンが消費しているためです。
寝心地の総評(率直な感想)
率直に言うと、「思ったより快適」。
天井の高さが低く、起きたときに頭が当たるシーンが何度かありましたが、睡眠そのものはぐっすり。
マットを工夫してトランク側に足を伸ばせば、狭さをカバーできます。
夏場に窓を開けて寝ると湿度が気になることがありますが、エアコンをつけて寝ることで快適な湿度と温度を保てました。車中泊に慣れていないビギナーでも、必要最低限の工夫で十分に楽しめると思います。
起床は5:41。前夜は21時過ぎに寝たので十分な睡眠がとれました。
車内での20分程度の動画視聴のあと、すぐ寝落ちして深く眠れたのが良かったです。
夜間の気温は川根温泉周辺で下がり、エアコン無しでも寝られたかもしれませんが、湿度対策と快適性を考えてエアコンを稼働して正解でした。
大井川鐵道の景色と撮影ポイント
車中泊サイトのすぐ横を大井川鐵道が走っています。SL機関車や観光列車(トーマス等)の通過時間を事前に確認しておけば、目の前で撮影を楽しめる最高のロケーション。
撮影ポイントとしては、線路に近い歩道や橋の見晴らしが良い場所がおすすめ。
朝の光線を狙うと、鉄道+川+山のコントラストが美しく写真映えします。
今回の車中泊で分かった“テスラモデル3ハイランド”の長所と短所
長所
- オートパイロットで長距離移動が楽。運転疲労がかなり軽減される。
- 後部のモニターや車内設備で娯楽を楽しめる(動画視聴など)。
- エアコン性能が良く、夏の車中泊でも湿度対策をしやすい。
- EVならではの静かさで、車内でゆっくり休める。
短所 / 注意点
- トランクと後席の間にあるボードがスペースの一部を占有。モデルYに比べると居住スペースで劣る場面あり。
- 100Vでの普通充電は充電量が少なく、エアコン常時稼働ではプラマイゼロになりやすい。
- サイトによってはウォシュレット等の設備が無い場合があり、トイレ事情は要確認。
実用的な車中泊チェックリスト(TERU流)
- 車中泊サイトを事前予約(電源の有無を必ず確認)。
- 目隠し(モデル3専用がベスト)を用意する(冷房効率UPとプライバシー確保)。
- 適度な厚さのマットを用意して斜め寝を試す。足をトランク側に向けるとスペースを有効活用できる。
- 延長コードや小型の電源タップ(屋外対応)を持参すると100V電源の活用が楽。
- 温泉や共用スペースの利用ルールを事前に確認。直火やテントはNGのことが多い。
- 鉄道の通過時刻をチェックして撮影タイムを確保。
料金とコスト感
今回の車中泊サイト利用料は3,500円。
温泉入館料が820円から。ガソリン車と比較すると燃料費は気にせずに済みますが、EVの場合は充電環境(100V/200V/急速充電)によってコスト感や利便性が大きく変わります。
今回のように100Vのみのサイトでは夜間の長時間エアコン稼働分をまかなうには力不足になることを覚えておきましょう(ただし消費と充電がほぼイーブンで実用上問題なしでした)。
まとめ:テスラモデル3ハイランドでの車中泊は“初めての人にもおすすめ”
総合的な感想として、テスラモデル3ハイランドでの車中泊は「快適かつ手軽」で、特に温泉付きの道の駅のような設備が整った場所を選べば、ビギナーでも安心して楽しめます。
オートパイロットによる移動の楽さ、車内での娯楽、エアコンの冷暖房性能など、EVならではのメリットを活かせるのが魅力。
ただし、居住空間の形状や充電環境には注意が必要です。
次回はソロでの車中泊や追加の電源対策を試し、さらに細かいノウハウを積み上げていきます。
よくある質問(FAQ)
- テスラモデル3ハイランドで本当に快適に寝られますか?
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はい。工夫次第で十分に快適です。マットの配置や斜め寝でトランクを有効活用すれば、身長174cmの私でも足を伸ばして寝られました。ただし天井高は低めなので、起き上がるときに頭が当たりやすい点は覚悟が必要です。
- 100Vの電源でエアコンをつけっぱなしにしてもバッテリーは減りますか?
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今回のケースでは、100V普通充電で入る電力量とエアコンの消費量がほぼ相殺され、起床時のバッテリーは出発前と同じ74%でした。ただし、これはあくまで「普通充電(100V)」の出力が小さいためで、長時間のエアコン稼働や冷暖房条件により結果は変わります。より安定してバッテリー残量を維持したい場合は200Vや急速充電、あるいは大容量のポータブル電源を検討してください。
- 車中泊サイトは予約必須ですか?
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必須ではない場合もありますが、今回は有料の車中泊区画を予約して正解でした。特に電源を使う場合や温泉を利用したい場合は事前に連絡・予約をしておくと安心です。
- 大井川鐵道のSLは撮影できますか?
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できます。車中泊サイトのすぐ傍を線路が走っているため、撮影スポットとしては最適。ただし通過時間は事前に調べておきましょう。また、撮影や立ち入りの際は安全に配慮してください。
- モデル3とモデルY、車中泊に向いているのはどちら?
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車中泊のしやすさはモデルYの方が若干有利と感じます(後部スペースや頭上空間が広い)。ただしモデル3でも工夫次第で十分快適に寝られるので、用途や好みによって選べばよいと思います。



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