今回は、2025年6月に発売された最新のAndroid TV BOX、「UBOX 12」を徹底的にレビューしていきます。
世界中のテレビ番組が見られるという触れ込みで話題のこの製品、実際にどんな性能を持ち、どんな使い方ができるのか?
さらに、「無修正」や「違法」といったキーワードが飛び交う中で、実際のところどうなのかも包み隠さずお伝えします。
「UBOX 12, Android TV BOX, 違法, ヤバい, 無修正」というキーワードで検索してここに辿り着いたあなたに、製品のスペックや使い勝手、注意点までしっかり解説していきますので、最後までお付き合いください。
この記事は、こちらの動画を文字起こししたものです。
UBOX 12とは?世界中のテレビをスマホやタブレットで楽しめるAndroid TV BOX

そもそも「UBOX 12」って何?
簡単に言えば、Android OSを搭載したテレビ接続型のボックスで、これを使うとスマホやタブレットがテレビに早変わりするという夢のようなガジェットです。
過去にも「DIGIBOX D3 Plus」や「EV PAD 11P」など類似製品を紹介してきましたが、今回のUBOX 12はその中でも「世界中のテレビが見られるシリーズの三大巨頭」の一角に君臨する最新モデルです。
UBOX 12でできること
- 日本を含む世界中のテレビ番組が視聴可能。スカパーなど有料放送も見られることがある。
- 過去5日間に遡ってテレビ番組の再視聴ができる。
- 映画やNetflix、Amazonプライムビデオなどのビデオオンデマンドが見放題。
- そして、いわゆる大人の無修正動画も見放題…といった具合ですが、これは決して自慢できることではなく、絶対に買うべきではないというスタンスでレビューしていきます。
もちろん、これらの機能は特定の設定をしなければ利用できないようになっているので、安心してくださいね。
UBOX 12のスペック詳細:性能は本当に最新?

| 項目 | UBOX12 | UBOX11 |
|---|---|---|
| プロセッサ | Allwinner H618 (4コアARM Cortex-A53)※Wi-Fi6対応チップ | Allwinner H616/H618 (4コアARM Cortex-A53)※モデル/ロットによる |
| GPU | Mali-G31 | Mali-G31 |
| メモリ/RAM | 4GB DDR3 | 4GB DDR3 |
| 内部ストレージ | 64GB eMMC | 64GB eMMC |
| オペレーティングシステム (OS) | Android 12 ※独自UI搭載 | Android 12 ※独自UI搭載 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6 (2.4GHz/5GHz対応) | Wi-Fi 5 (802.11ac)※一部後期ロットはWi-Fi 6対応 |
| Bluetooth | 5.0 (一部5.1相当) | 5.0 |
| 有線LAN | 100Mbps (RJ45ポート) | 100Mbps (RJ45ポート) |
| 映像出力 | 最大6K解像度(6K UHDデコード対応) | 最大6K解像度(6K UHDデコード対応) |
| サイズ・重量 | 110×110×18.5 mm・約118g | 110×110×18.5 mm・約118g |
さて、気になるスペックを見ていきましょう。
UBOX 12は2025年6月頃に発売された最新のAndroid TV BOXです。
CPUは8コア、RAMは4GB、ROMも64GB。
そしてAndroid 12を搭載しています。
Wi-Fi 6対応で、なんと6K動画の再生が可能!これは前モデルのUBOX 11からの大きな進化ポイントだそうです。

付属品は本体、リモコン、HDMIケーブル、DCアダプター(USB Type-A)、取扱説明書(日本語対応)、そして1年間の保証書が付いています。

リモコンにはAIアシスタント対応のスピークボタンも搭載されていて、音声検索が可能です。
ちなみに電源アダプターがUSB Type-Aなのはちょっと疑問ですが、様々な端末に接続できる汎用性の高さは好印象です。
本体の外観と接続端子

本体の特徴的な点は、LEDライトのラインが搭載されていること。
電源を入れるとブルーやレインボーなど、好きな色に変えられるのが地味に楽しいです。

モデルにナンバーが書かれた側面には。Micro SDカードスロットと、Type-A端子があります。

側面にはUSB Type-Aポート、microSDカードスロット。背面にはイヤホンジャック、HDMIポート、LANポート、USBポート、そして電源コネクターがあります。

排熱口も設けられており放熱性も高そうです。
技適マークは?電波法の問題について
動画撮影やレビューで必ずと言っていいほど話題になるのが「技適マーク」の有無。
UBOX 12は技適マークが付いていないようです。
しかし、有線LANを使い、本体から出るWi-FiやBluetoothの電波をオフにすれば、実質的に電波を発していない状態になるため、技適の問題はクリアできるのでは?という意見もあります。
ただし私は専門家ではないので、詳しい方がいらっしゃればぜひ教えていただきたいところです。
感情論ではなく、論理的に説明してもらえるとありがたいですね。
セットアップから初期画面まで:使い始めの流れ

それでは実際にUBOX 12をモニターに接続し、セットアップを進めていきます。
電源を入れるとリモコン接続の案内が表示され、リモコンのOKボタンとメニューボタンを同時押しでペアリング完了。
言語は日本語を選択し、Wi-Fiネットワークに接続します。

セットアップ完了後のホーム画面は、左側にビデオオンデマンドのメニューがあり、全体的にスッキリしたUIです。
初めてテレビを見ようとすると注意事項が表示され、同意しないと視聴できません。
これも違法視聴を防ぐための配慮でしょう。
プリインストールアプリの内容
プリインストールされているアプリはブラウザ、設定、キャッシュ削除ツール、ファイルマネージャー、Chrome、OTAアップデートなどがあり、Google Playストアも標準搭載されています。
ただし、初期状態ではYouTubeなどの動画系アプリは入っていません。
Google Playストアの特徴:スマホ版アプリが使える!

興味深いのは、UBOX 12に搭載されているGoogle Playストアがスマホ版に近い仕様であること。
普通のAndroid TV BOXはスペックが低いため、テレビ版の簡易アプリが多いのですが、UBOX 12はスマホと同じアプリをダウンロード可能です。
例えば、ChatGPTのアプリをテレビ画面で使ったり、Amazonの買い物をしたり、さらにはTikTokやAbemaTVもインストールできます。ゲームも充実しており、マインクラフトやドラクエ6なども遊べるとのことです。
UBOX 12の禁断のアプリ群:無修正動画や有料放送まで見放題?

ここからは本当にヤバい話題に突入します。
UBOX 12には「ストロベリーシネマ」や「UPLIVE」「UPMOVIE」といったアプリがプリインストールされており、これらを使うと大人の無修正動画や有料放送のテレビ番組まで見られてしまうのです。

自宅がまるでレンタルビデオ店のようになるという背徳感はあるものの、違法性が高いため、絶対に購入や利用はおすすめしません。
あくまで機能検証の範囲で紹介します。
ストロベリーシネマ:大人向け無修正動画の実態

パスワード「1818」を入力するとアクセスできるこのアプリ。

UIは女優さんごとに作品が整理されており、かなり充実しています。
過去のレンタルビデオ屋で借りるのが恥ずかしかったパッケージがそのままオンラインで見られてしまうイメージです。

フィルターもかかっておらず、内容はかなり凶悪。
これ以上詳しくはお見せできませんが、かなり危険な領域ですのでくれぐれも自己責任で。
アップムービー:有料VODやNetflixも視聴可能?
アップムービーは映画やNetflix、Amazonプライムビデオなどの有料ビデオオンデマンドも見られてしまうというアプリです。
UIはライブTV、映画、バラエティなどに分かれており、最新の映画も含まれています。
ただし、Netflixなどは日本語吹き替えや字幕の切替ができないため、英語が堪能でないと100%楽しむのは難しいかもしれません。
アップライブ:有料WOWOWやCSも見られるヤバいアプリ
アップライブは日本を含む世界中のテレビ番組が見られ、WOWOWやCSなど本来有料の放送も視聴できてしまう危険なアプリです。
NHK大阪、富士テレビ、テレビ朝日関西、読売テレビ、BSなどもカバーしています。
海外赴任の日本人や、日本で働く外国人の方にとっては、これがあればホームシック知らずで自国のテレビも見られるという利点もありますが、やはり違法性は否めません。
スマホやタブレットでテレビ視聴:外出先でも使える便利さ

UBOX 12を購入すると、なんとスマホやタブレットがテレビに早変わりします。
Android端末なら専用アプリをダウンロードし、iOSでもブラウザ経由で視聴可能とのこと。
仕事中や外出先でスポーツニュースやサッカー中継を見逃したくない時に非常に便利です。
個人的に以前使った別のAndroid TV BOX「Digi Box D3+」ではアプリがすぐ落ちてしまいストレスでしたが、UBOX 12は動作が非常に安定しているため、スマホ視聴に向いています。
価格と購入方法:公式サイトがおすすめ
UBOX 12の価格は公式サイトで約32,000円。
Amazonでも販売されているかもしれませんが、Amazon経由だとサポートが受けられなかったり、専用キーボードが付属しない場合があります。
このキーボードは文字入力が格段に楽になるので、購入するなら公式サイトからの購入がベストです。
まとめ:UBOX 12はヤバいけど自己責任で楽しむAndroid TV BOX

- 世界中のTVが見放題
- 有料チャンネル、有料VODまで無料で見れてしまう
- 海外のコンテンツに関しては吹き替えや字幕が対応してないものも多い
今回のレビューでわかったことは、UBOX 12はスペック的にも最新で高性能なAndroid TV BOXであり、世界中のテレビ番組やVODサービスをスマホやタブレットで楽しめる非常に便利なガジェットだということです。
ただし、無修正動画や有料放送の不正視聴が可能なアプリがプリインストールされているため、違法性の問題は常に付きまといます。私は絶対におすすめしませんし、購入するなら自己責任で、法令を遵守した使い方をしてください。
また、UBOX 12のGoogle Playストアはスマホ版に近いため、好きなアプリを自由に追加して、自分だけの使い方を追求できるのも魅力のひとつです。
以上、UBOX 12レビューでした。気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
- UBOX 12は違法ですか?
-
UBOX 12自体は違法な製品ではありませんが、一部のプリインストールアプリで違法コンテンツの視聴が可能なため、利用方法によっては違法行為となります。
自己責任でご利用ください。
- 技適マークは付いていますか?
-
公式には技適マークは付いていません。
有線LAN利用かつWi-Fi/Bluetoothをオフにすれば問題ないという意見もありますが、詳細は専門家に確認してください。
- スマホやタブレットでテレビを見る方法は?
-
UBOX 12のメニューからモバイル版アプリのQRコードを表示し、Androidなら専用アプリをダウンロード。iOSはブラウザ経由で視聴可能です。
- NetflixやAmazonプライムビデオは見られますか?
-
アップムービーアプリを使えば視聴可能ですが、日本語字幕や吹き替えの切替ができないため、英語がわかる方に向いています。


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