人生は冒険だ！Apple Watch Ultraレビュー/無骨だけど女性がつけても問題なし！

2022年9月8日にアップルのイベント「Far Out.」が開催され、iPhone 14シリーズやAirPods Pro 2が発表されました。

そのなかでもっとも多くの人の関心を寄せたのがApple Watch Ultraではないでしょうか。

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49mmという大画面にチタンボディという新たな出で立ちは、冒険家でなくても「一度は使ってみたい」と思う方も多いはず。

私は、発売日の翌日に名古屋駅のビックカメラに立ち寄ったところ「Apple Watch Ultraグリーンアルパインループ」の在庫を発見！

物欲神経を刺激され脊髄反射のごとく買ってしまいましたよ。

今回はApple Watch Ultraのスペック、新機能、使用感、ウェイポイント機能の活用方法などレビューしていきます。

この記事の写真は一部、Apple公式サイトからの写真を引用しております。

Apple Watch Ultraのスペック

製品名	Apple Watch Ultra
ディスプレイ	Retinaディスプレイ 最大2,000ニト
サイズ	49mm x 44mm x 14.4mm(49mmケース)
重さ	61.3 g
素材	ナチュラルチタニウム （ボディ） フラットサファイヤクリスタルガラス（ディスプレイ）
プロセッサ	S8(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載) W3(Appleワイヤレスチップ) U1チップ(超広帯域)
電源	リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 最大36時間 最大60時間（低電力時）
容量	32GB
耐水	水深100メートルまでのダイビングに対応 IP6X
作動温度	-22℃〜55℃
GPS	高精度2周波GPS搭載
高速充電	○
国際ローミング	○
Apple Pay	○
バンド	アルパインループ トレイルループ オーシャンバンド
購入	Apple Store

Apple Watch Series 8と同時発表されたUltra（ウルトラ）は、スポーツ性能を極限まで高めたモデルです。

Ultraで「できること」に関しては、Series ８とムチャクチャ大きな違いはありません。

ただし、本体の強靭性に関しては格段にパワーアップ。

本体には、強さ、耐食性、軽さに優れたチタニウムケースを採用。

それを覆うかのように高級時計でも使用されているサファイアクリスタルガラスで液晶を保護し、過酷な環境でも使用できるように設計されてます。

バンドは、「アルパインループ」「トレイルループ」「オーシャンバンド」の3種類が用意。

登山、トレイルラン、ダイビングなどのアクティビティを意識したラインナップとなりました。

Apple Watch Ultraで新たに加わった新機能

開封

こちらがApple Watch Ultraの箱です。

さすが10万を超えるだけあり、パッケージも高級感があります。

実は当日に雨が降っていてリュックサックに入れて持ち帰ったのですが、ビニール袋をもらうのをケチった結果、箱が濡れてしまいました・・・

雨濡れが心配でしたが中の箱には影響がなかったので一安心。

本体とバンドが別々に入っていました。

これは今まで使っていたシリーズ 6と同じ梱包方法です。

本体を開ける前に小冊子が同梱されていたので見てみました。

冒頭の方のページはカタログのような作りになってます。

これまで高級時計を買ったことがある人なら共感してもらえると思いますが「あの感覚」と同じ体験ができます。

ページを読み進めていくと取扱説明書だとわかりました。

どうでもいいことですが、ページの最後の方には保証書を入れるようなポケットがついていて中には取説には書ききれなかった細かい注意事項が書かれた紙が入ってました。

本体を開封！

この包装を破った瞬間、未使用品から中古品になる瞬間です！

もはや自分でも何を言いたいのかわからなくなってきましたが、久しぶりに高級品を買ったのでちょっとビビってしまってます。

Apple Watch Ultraには、Apple Watch磁気高速充電ケーブル（TypeC）が同梱されています。

接続部がType-Cになっているのはもちろん、布っぽい被覆（ケーブル）になっていたり本体接触部が金属加工されているなど変更があります。

そういえば磁力も今までのものより若干強い感じ。

今までのシリーズのApple Watchでは「接触不良で充電失敗」。

こんな経験を何度かしたことがありましたが、こんなリスクはもう杞憂になることでしょう。

細部をチェック

こちらが本体です。

Apple Watch Ultraのトレードマークといえばクラウンガードっぽいデザインと49mmの大画面。

この製品が発表されたとき、真っ先に連想したのが「パネライ ルミノール」でした。

もちろん価格には雲泥の差がありますが似たような商品コンセプトを持っていると思います。

背面には多分セラミック素材が使用されていると思います。

また、Apple Watch Ultraは高級時計にも使われているチタンボディが採用されました。

チタンは切削加工が難しい素材でも知られており、いつものようにチタンのインゴッドから削り出してボディーを成形しているはずです。

この加工の仕方はロレックスのオイスターケースの作り方と同じ。

時計好きには刺さる製造工程だと思います。

Apple Watch Ultraのもう1つのトレードマークがこのオレンジ色のアクションボタン。

ウェイポイントの設定、ストップウォッチ、アクティビティ開始などいくつかの機能をこのボタンに振り当てることができます。

これはウルトラのみ許されているボタンなので今後もレギュラーシリーズに搭載されることはないでしょう。

バンドをチェック

TwitterのApple Watch Ultraの着弾報告のほとんどがこのグリーンアルパインループでした。

本体と同じチタニウムで統一されたG型フックを溝（ループ）に引っ掛けるような感じでサイズ調整します。

グリーンアルパインループは、ミリタリー調カラーなんだけど、ビジネススーツにもマッチすると思います。

日本人は無難なものを選ぶ傾向があるので日本市場に多めにこのカラーを投入しているのかもしれませんね（私の勝手な推測です）。

私は腕が細めなのでアルパインループのサイズをMにしました。

バンドに腕を通す時にMサイズだと通しにくいので、ひとつ上のサイズでも良かったかなとも思いました。

まあ、そのうち他のバンドに交換予定なのでしばらくの我慢です。

ケースが大きいので時計がワイシャツの袖に引っかかって入らないことがあります。

Apple Watch Ultra用のおすすめアクセサリー

【PITAKA】 Apple Watch Ultra アラミド繊維ケース

PITAKAはカーボンの加工が得意なメーカーでApple製品に関わるガジェットのケース類を多数販売してます。

上の写真は、Apple Watch Ultraを保護するアラミド繊維ケースです。

アラミド繊維は、橋の補修工事や防弾チョッキにも使用されている素材で軽量で強度が高いことで有名な素材です。

600Dアラミド繊維から織られたアラミドクロスを真空成型して作られているそうです。

ケースとして成形したあと、コーティングやエッジの処理など約30プロセスを経て完成。

各部の造形が非常に美しく「すごい技術力の結晶だ！」とずっとずっと見ていたくなります。

このケースは軽量、極薄、擦り傷防止、色褪せない、信号干渉なし等の特徴がありカーボン好きの人にはたまらない仕上がりになってます。

PITAKAのカーボン製Apple Watch Ultra用バンド

チタンは金属アレルギーの人も安心して使うことができるのでPITAKAのカーボン製バンドと組み合わせて使用するのがオススメです。

PITAKAのバンドをつけるようになって1番良かったと感じる点は、Apple Watchをつけたままでもシャワーを浴びれる点が密かに気に入ってます。

もちろん時計本体は防水加工なので濡れても大丈夫。

でも、トレイルループの布製バンドもいいけど、濡れてから乾くまでの時間が結構不快なんですよね・・・

他にもシリコンラバー製のバンドもいいけど、夏場は蒸れるし金属製のバンドはブレスレットの隙間に汚れが溜まりやすいなど、意外に不便を感じている方も少なくないはず。

PITAKAのカーボン製バンドは・・・

こんな感じでいろんな素材をいいとこ取りしたバンドだと感じました。

詳細は下記の記事をご覧ください。

金属アレルギーでも使える「PITAKA」カーボン製Apple Watch用バンドレビュー

使用感

今までは40mmモデルのApple Watch Series 6を使用していましたが画面の大きさは一目瞭然！

ウルトラの方が画面が大きい分、視認性が高く得られる情報が断然多いのがメリットに感じました。

まるで小さいスマホを腕に巻いている気分です。

バッテリーは3日間充電なしで使えた！

Apple Watch Ultraの魅力の1つである、「バッテリー持ち」に関してですが、体感では通常のApple Watchの1.5倍〜2倍程度に感じました。

フル充電の状態からワークアウトなしで使用したところ、なんと3日間も使うことができました！

ちなみに3日目の夜の時点でのバッテリー残量は24％。

このまま4日目にも突入できそうな勢いです。

さすがに4日目の途中でバッテリー切れになるのはイヤなので充電をかけましたが、今までのApple Watchと比較するとバッテリー性能が格段にアップしたことになります。

これに関しては、ウォッチフェイスにどんな情報をのせるかや文字盤の常時表示の有無にもよると思います。

ウォッチフェイスに高度計、方位磁石、天気予報なんかを表示させてるとデータ収集のたびに電力消費するはず。

普段は必要最低限の情報にしておくといいかもしれません。

シャワー時間に15分ほど充電しましたが、この短時間のあいだに14％ほどチャージできておりました。

Apple Watch Ultraのバッテリー評価については本当に素晴らしくて買って良かったと思いました。

Apple Watchカーストのトップに立とう！

この記事もおすすめ

Apple Watchの文字盤をロレックスにする方法　カスタムウォッチフェイスを導入しよう

Apple Watch Ultraを使うことで新たな体験ができるということは正直ありません。

Apple Watchは日本のスマートウォッチ市場で6割のシェアを獲得したというニュースを先日見ました。

つまり石を投げればアップルウォッチユーザーに当たるという時代がついにきたという事です。

Apple Watch Ultraはエルメスモデルに次ぐ高級モデルです。

何が言いたいのかというと、身の回りにApple Watchをつけた人はたくさんいても「Apple Watch Ultraをつけた人」には、なかなかお目にかかれないということ。

つまりApple Watch Ultraを付けるだけで普通のApple Watchユーザーにマウントを取れるはずです。

「高級時計に興味はないけど、時計を自分のステータスにしたい」

こんなふうに考えている方はApple Watch Ultraを絶対買うべきです！

Apple Watch UltraでYouTubeを観る方法

ちょっと裏技ですがApple Watch Ultraの大画面の特性を活かして時計単体でYouTubeを観る方法を解説してます。

気になる方はこちのらの記事をチェック。

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Apple Watch Ultraは女性がつけても似合うのか問題

近年の健康ブームやアウトドアブームを背景にウォーキング、ランニング、ゴルフなど、新たにスポーツを始める女性が増加しています。

Woman’s LABOより引用

https://womanslabo.com/20161121-1-2

そんなワケでApple Watch Ultraは、健康に関心が高い女性にもオススメしたいスマートウォッチです。

でも女性にとっては、ちょっと重いと感じるはずです・・・

「武骨な見た目」が原因でアップルウォッチウルトラを買うのを躊躇してまっている女子も少なくないはず・・・。

確かにゴツいけど、こんなに評判のいいスマートウォッチをつけないなんて絶対にもったいない！

Apple Watch Ultraは、まだ発売されたばかりで関連アクセサリーが少ないですが、今後発売されるサードパーティ製のバンドやカバーなどでコーデするもオススメです。

Apple Watch ultra キターーーーーー‼️女性且つ手首細いけど、敢えてゴツいのカッコ良いんぢゃね？と思って掛けに出たら大当たり❣️背景削除以外無加工の等倍撮影❣️
ダイビング楽しみ??(ダイビング用アプリ、サブスク年1万位かかるらしいの知らなかったけどカッコいいから許す?) pic.twitter.com/4de3aLCz6x

— ?LANA?22SFC修行中、21JGC (@2021_JGC) September 27, 2022

初めてのApple Watchだから色々調べて、ステンレスの方がサファイアガラスだからそっちにしたんだけど、ultraと差額あんまりなくて、けど女性の腕に49mmの盤面はデカすぎるやろ案件で、これに至りました?

— (ΦωΦ) (@Mumgmgo) September 10, 2022

おそらく今回のApple Watchの目玉がultraと皮膚温センサーでの周期記録くらいだったからかなり微妙な反応されててすごく悲しい たしかにワクワクするような新機能ではないけど全ての女性の日常生活は新しいApple Watchによって大きく改善されるよ絶対に

— miya (@ymgwkro) September 9, 2022

女性むけのApple Watch Ultra miniが発売される可能性もあるかも！？

欧米人の女性は、サイズ感にたいして無頓着な方もいるかもしれませんが、体格の小さいアジア系の女性にはApple Watch Ultraのサイズ感はウケないかもしれません。

今後、世界中の女子から機能そのままの

「小型化したUltraのモデル」

を待望されるかもしれません。

Appleは日本、韓国、中国で製品シェアが高いためAppleがこれを放っておくワケがないと思います。

本作がセールス的に成功すればAppleのマーケティング担当者は「Apple Watch Ultra mini」の販売を検討する日がくるかも！？

新機能ウェイポイント機能の活用方法

Apple Watch Ultra独自の機能にウェイポイントという機能が搭載されました。

ウェイポイント機能とは、現在地からあらかじめ登録した地点（ホームポイント）まで戻るための機能です。

ヘンゼルとグレーテルの童話で森を歩くとき「パンくず」を落としながら進み、帰るときの道標にした場面がありましたよね。

あれと同じようなことをデジタル的にやるのがウェイポイント機能です。

そのためこの機能はトレッキングやトレイルランで絶対役立つんです。

想像しただけでもこんな活用方法がありそうです。

注意点は、この機能を使用する際、今いる地点をGPSで記録するという点です。

住所をあらかじめ設定することができず、自分が立ち寄った場所でその瞬間に記録させる必要があるので覚えておきましょう。

買うのを迷っている人へアドバイス

「Apple Watch Ultraが欲しい」と周囲の人に相談すると二言目に返ってくる言葉が・・・

きっとこんな言葉を返されApple Watch Ultraを買うことに躊躇（ちゅうちょ）させられることになると思います。

でもよく考えてみると、ダイバーでもないのにロレックスサブマリーナをつけてたり、パイロットでもないのにブライトリングをしている人はたくさんいます。

値段が高くて迷っている人へ送る言葉は・・・

「悩む理由が金額なら今すぐ買え」

です。

Apple Watch Ultraの価格は124,800円（税込）と結構高いのは事実。

でも、時計は毎日身につけるものなので、仮に3年間毎日使うなら早く買った方が1日あたりの費用が安い計算になります。