2022年12月21日にクラウドファンディングのMakuakeにて自由調光スマートサングラス「DUSK」が発売されました。
今回は、Makuakeでの発売前にサンプルを送っていただいたのでDUSKを先行レビューをしていきます。

「自由調光」「スマートサングラス」といったキーワードは聞いたことがないと思いますが、今回紹介するAmpere「Dusk」は調光レンズとオーディオグラスが2in1になった製品なんです。
- サングラスのボタンを押すだけで瞬時にレンズの明るさを変えられる。
- 太陽の反射のギラつきを抑える偏光レンズ搭載。
- スピーカー内蔵。オープンイヤーで耳を塞がない。
- マイクも搭載しているので通話にも使える。
瞬間調光レンズ機能、オーディオサングラスは今までいろんなメーカーが発売してきました。
でも、この2つの機能を1つにしたものは私の知る限り今までありません。


結論から書きますが、偏光サングラスを普段から愛用している方は、絶対に買いです!
ただし、レンズに度を入れることができないので、普段からメガネをかけている人はコンタクトレンズとの併用が必須です。
ここだけ解消できればDUSKは大化けする製品だと思います。
DUSKとDUSK Liteとの違い

今回マクアケで販売されたのは、DUSKとDUSK Liteの2種類です。
DUSKが瞬間調光機能とスピーカー&マイクを搭載しているのに対し、Liteは瞬間調光機能のみ搭載したモデルとなります。
「Dusk」のフレームの形はオーソドックスなウェリントン、レンズの色は定番のグレー系となっています。
ウェリントンは基本的にどんな人にも似合うフレームなので男女問わず使用できます。
- DUSK Lite・・・19,800円〜(定価32,000円)。
- DUSK・・・28,800円〜(定価48,000円)。
細部をチェック


爽やかなグリーンがDUSKのブランドカラーのようです。
パッケージは磁石でフタが閉じられており、開封すると緑とブラックを基調としたカラーで商品説明が書かれてました。

- DUSK
- 取扱説明書
- Type-C充電ケーブル(反対側は専用端子)
- メガネケース
- メガネクロス
- 保証書
付属品は、上の通りです。

私が送ってもらったサンプルは、英語の取扱説明書しかありませんでしたが、Makuakeでみなさんの手元に届く時、日本語で書かれた取説が届くはずです。

実際に日本語バージョンの取説のpdfを確認済みです。
私は普段、取説を読まないで製品を使うことが多いですが、DUSKはさすがに取説を見ないと使うことができませんでした。

こちらがDUSKのサングラスです。
「Dusk」のレンズは紫外線A波と紫外線B波を99%以上カットします!
しかも偏光レンズなので、反射光もカットし、景色がよりはっきりと見えるようになります!
この明るさが1番明るい状態ですが左側のフレームのボタンを押すと・・・

こんな感じで3段階で明るさを変えることができます。


運転中に急にトンネルに入っても、これならサングラスを外すことなく運転ができそうですね!


調光濃度を変えるボタンは、メガネの左右のツル(フレーム)下部についてます。

以前、Boseのサングラス型スピーカー「Bose Frames Alto」を使ったことがありますが、フレーム部分の大きさは断然DUSKの方が薄くて小さいです。
普通のサングラスと比較しても全く違和感のない大きさだと思いました。

誰もこのサングラスにスピーカーが埋め込まれていると思わないはずです・・・

DUSKはこの専用充電ケーブルを使って充電します。
紛失するとケーブルだけ買い換えないといけないので紛失には特に注意してほしいです。

付属の偏光レンズテスターを使ってみました。

レンズ越しにテスターを覗くとこんな感じに見えます。
偏光レンズは、太陽の反射からくるギラつきを抑えるレンズです。
以下、こんな場面で使うと目の疲労が軽減できて役立ちます。
- ゴルフ・・・芝の光の反射が軽減。パターでは芝が読みやすくなる。
- 釣り・・・水面のギラつきが低減でき、糸の動きが見やすくなる。
- サイクリング・・・路面や対向車のギラつきを軽減。
- そのほかスキー、車の運転、航空ショーなどで使うと便利。

オプションでDUSKのメガネケースも用意されてます。
このメガネケースは充電機能がついているほか、AppleのAirTagにも対応。
メガネを紛失してしまってもどこに置いてあるか調べることができます。
DUSKの購入者は、ついでにAirTagも一緒に買ってみませんか?
Huawei eyewearとの比較

Huawei eyewearというスピーカー内蔵メガネが今年ガジェットマニアのあいだでヒットしています。
DUSKも負けず劣らず、普通のサングラスとして違和感のないデザインになってます。

両者を比較して驚いたのがフレームの細さ。
DUSKの方が全体的に細く、完全に普通のサングラスにしか見えません。
ただし、音楽を聞いた時の音質の良さに関してはHuawei eyewearの方が音に厚みがありました。
イヤホンで音楽やPodcastを聴きたいときにイヤホンを持ってないことが結構あるんだけど、DUSKがあればイヤホンを持ち歩く必要がないので便利です。
使用感

DUSKはアプリを使うことでレンズの濃度を微調整できたりします。
私も試してみましたがアプリから明るさを変えるよりサングラス側から明るさ調整した方が絶対に楽だと感じました。
じゃあこのアプリは意味ないじゃんと思うかもしれませんが、アプリ経由でDUSKを製品登録することができ、万が一の時の製品保証書的な役割もあります。

DUSKで音楽や通話を楽しむ場合、BluetoothスマホやPCとBluetoothでペアリングして使います。
正直、音質に関しては普通のイヤホンに敵わないと感じましたが、それ以上に耳を塞がない点が魅力があります。
運転中に急に電話がかかってきたりすると、つい着信に応答したくなりますが運転中の通話は違反点数が3点以上加算されます。
また、自転車に乗りながらのイヤホンも禁止されている中、オープンイヤー(耳を塞がず)で堂々と音楽を楽しめるのが素晴らしいです。
ただし、DUSKのスピーカーは指向性のものではないため、音楽を聴いてると周囲に音がダダ漏れになってしまうのが弱点。

電車やバスのような公共交通機関での使用はおすすめできません。
スペック

まとめ

DUSKはMakuakeで2021年12月21日より販売開始しました。
度つきレンズのサングラスではないため、普段メガネをしている方はコンタクトレンズの装着が必要ですが、この問題をクリアーされているにとっては絶対に快適です。
アウトドアが好きな方は一度使うとDUSKがお気に入りになるのでぜひお試しください。
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