今回は、GameSir T4 Kaleid有線ゲームコントローラーについてレビューします。
このコントローラーは、PCゲーム、Switch、Android TVBOXといった3種類のデバイスで使用できるように設計されています。
私自身も、普段から様々なゲームを楽しんでいるので、このコントローラーがどのように使い勝手がいいのか、実際に試してみたいと思っていました。
各ゲームデバイスへの接続は、USB接続の有線接続のみですが、バッテリーが内蔵されてない分、軽量でさまざまな機能が搭載されてます。
デザインは従来のXBOXコントローラーのレイアウトを踏襲しており、2つのジョイスティック、Dパッド、4つのアクションボタン、そして4つのショルダーボタンが搭載されています。
また、モーションコントロール用に6軸ジャイロセンサーと加速度計が内蔵されており、高速連打が可能なターボ機能も搭載されています。
また「Kaleid(万華鏡)」の名前の通りイルミネーションが変化しみているだけでも楽しくなります。
私はこのコントローラーを様々なデバイスで使用してみましたが、どのデバイスでも非常に使い勝手がよく、特にNintendo SwitchのSplatoon 3で使用したときは、Joy-Conよりも手になじみやすく、長時間のゲームでも手が疲れにくかったです。
今回の記事では、この新しいコントローラーの詳細なスペックや、他の競合製品との比較、購入方法について解説します。あなたのゲームライフを彩るGameSir T4 Kaleidに、ぜひご注目ください。
スペック
スペック | 詳細 |
---|---|
動作プラットフォーム | Windows 10/11、Nintendo Switch、Android TV BOX |
接続方法 | 有線、2mの取り外し可能なUSB-Cケーブル |
オーディオジャック | 3.5mm(XInputモードでは非対応) |
ジャイロスコープ | 6軸 |
キャプチャボタン | あり(Nintendo Switchモードでのみサポート) |
マイクロスイッチボタン | ABXYに搭載、500万回のクリック寿命 |
アナログトリガー | ホール効果磁気センサー |
ホール効果スティック | あり |
ランブルモーター | 2つのグリップに合計2つ |
バックボタン | 2つ |
カスタマイズソフトウェア | GameSir T4kアプリ |
バッテリー | なし |
製品サイズ | 156 x 107 x 60 mm |
正味重量 | 212 g |
パッケージサイズ | 160 x 118 x 84 mm |
総重量 | 388 g |
カートンサイズ(30個/カートン) | 505 x 442 x 265 mm |
カートン重量(30個/カートン) | 13.5 kg |
細部をチェック
パッケージ
Gamesirは2013年に設立された会社でゲームコントローラーをメインに販売している会社です。
まずは、GameSir T4 Kaleidの箱を紹介します。
白いパッケージに立体的なコントローラーのデザインが印刷されてます。
取扱説明書は日本語で書かれています。
使い方や各部の名前、それとあとで紹介するMボタンを使ったボタンのカスタマイズ方法もちゃんと確認できます。
Type-Cケーブルは2m
このほかType-Cケーブルが付属してました。
ケーブルの長さは2mあるのでゲーミングデバイスからある程度離れた位置でもプレイできます。
本体
GameSir T4 Kaleidはスケルトンになっており中のプリント基盤が透けて見えます。
このメカメカしさがかっこいいですよね。、
ボタンは配置は通常のXBOXコントローラーですがスクリーンショットボタンがついておりプロコン的な要素も含まれてます。
ホールスティック採用
アナログスティックはホールスティックを採用、
耐久性に優れておりジョイコンドリフトが発生しにくい設計になってます。
ボタンは耐久性に優れており500万回の押しボタンにも耐えれるよう設計されてます。
また、ストローク幅は0.6mmで瞬発力を要求される場面で力を発揮します。
背面ボタンにコマンドを記憶可能
背面には、L4、R4のボタンがついておりコマンドを割り振りすることができます。
ショルダーボタンはヘアトリガーモードに対応
ショルダーボタンは滑り止め加工がされており、指が汗ばんだ状態でも確実に押し込めるようになってます。
また「Mボタン+LT、RT」を押すことでヘアトリガーモードに切り替えることも可能です。
ヘアトリガーモードをオンにすると、ボタンを軽く押しただけでボタンが入力判定するようになります。
そのためFPSや格闘ゲームなど瞬発力を要求されるゲームなどでライバルより優位に立つことができます。
使い方
Mボタンと各種ボタンの組み合わせにより純正XBOXボタンにはない機能を使用することができます。
さっそくイルミネーションの発光パターンを変更してみました。
Mボタン+左アナログスティック←→で光り方が変化します。
背面ボタン
少し設定が難しいですが背面ボタンにもボタンをアサインすることができます。
Mボタン+L4もしくはR4ボタンを長押し→白色のライトが点滅したら任意のボタンを押すことで記憶させることができます。
連射
これに関してはまだテストできてません。
最初にMボタンを押した状態でABXYボタンなどを押すと連射が可能。
速度は低速、中速、高速の3段階で調節が可能なんだとか。
使用感
GameSir T4 KaleidでSteamゲームのHi Fi Rushというゲームをプレイしてみました。
このゲームはアクションゲームの要素にリズムゲーの要素が組み込まれておりある程度の瞬発製を求められます。
このゲームは攻撃をする時にABXYボタンを多用します。
曲のビートに合わせて攻撃をすることでポイントを多く稼げたり攻撃力がアップするゲームなんだけど、T4 KaleidのABXYボタンは0.6mmのストロークで軽く押すことができるのがグッド!
反応もよいため本当に自分のリズム感が重要になってきます。
また曲のビートにシンクロしてイルミネーションが変化していく機能もなかなか良く、暗い部屋で大音量でプレイするとクラブにいるような感覚になれます。
ひとつ注意しないといけない点は有線接続に必要なType-Cケーブル。
2m純正品が付属で1本ついてきますが外出する際にこのケーブルを忘れてしまうとコントローラーが全く使えなくなってしまう点です。
Type-Cケーブルを適当に用意すればいいんじゃないの?
と思う方もいるかもしれませんがケーブルを接続する端子部分が細くなっているため、差し口が太いものだとコントローラーに接続することができないのがちょっと難点です。
T4 Kaleidの大きさとデザインが気に入ってますが、ワイヤレスでも使用できれば最高です。
価格
最後に、GameSir T4 Kaleidは公式サイトで6,900円で販売されてます。
2023年5月4日時点でGameSirオンラインストア、Amazon、AliExpressで購入できます。
今後、国内の家電量販店などでも流通されるようです。
まとめ
いろんなメーカーからゲームコントローラーが発売されてますがGamesirのコントローラーは値段と機能性のバランスが非常にいいブランドです。
Gamesir T4 Kaleidは、有線という短所がありますが、その点ワイヤレスよりも反応が速いためFPS、アクションゲームで勝敗をこだわるプレイヤーにおすすめしたいコントローラーです。
皆さんもぜひチェックしてみて下さい。
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