Amazfit GTRレビュー カスタムウォッチフェイス導入方法 Huawei Watch GTとの比較

Amazfit GTR

20196月にXiaomiのスマートバンドMi Band 4が発売されカラー表示やコスパの良さが話題になりました。

それから1ヶ月も経たないうちにMiBand 4の評判をかき消してしまうくらいの新製品Amazfit GTRがリリースされました。

Mi Band 4はシャオミから発売されていますが、Amazfit GTRHuamiというシャオミが出資している企業から発売。

実質シャオミが手がけて発売している商品です。(ロレックスとチュードルみたいな関係かな)

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目次

Amazfit GTRの紹介

Amazfit GTR

Amazfit GTRは、まず47mm版と42mm版の2タイプに分かれます。

その中でもチタン、ステンレス、アルミの3つの素材の違いによりモデルが更に分かれています。

ディスプレイは47mm1.39インチ(454×454)、42mm1.2インチ(390×390)。

Amazfit GTR

AMOLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)でGorilla Glass3+AFコーティングがされています。

ベゼルにはジルゴニアセラミックが全モデルついており高級感アップのワンポイントになっています。

Amazfit GTRの特徴

5ATM(50m)防水、24時間心拍数測定、単体GPSトラッキング、NFC6軸加速度センサー、3軸地磁気センサー等を装備。

  • 47mm版は410mAhのバッテリー容量があり、通常使用で24日、スタンバイで145日、GPS40時間もの連続使用が可能です。
  • 42mm版は195mAhのバッテリー容量となり、通常使用12日、GPS22時間と約半分になりますが、それでも充分な性能です。

 

Amazfit GTRが届いたので開封レビューします

今回、Amazfit GTRの購入にあたり中国の通販サイト「GEARBEST」のセール中に買ったため15,000円くらいでした。

ちなみに現在は、ALIEXPRESSでも販売が開始されています。

Amazfit GTRを中国のMi Storeで購入すると定価の999元(約15,000円)で販売されているそうですが、GearBestでも、ほぼ価格差なしで買えてラッキーでした。

いうずれにせよ中国に海外出張にいける人が非常に羨ましいです。

今後、日本のアマゾン、楽天、ヤフーショッピング、コジマでも取り扱いが増えていくと思われます。

開封

Amazfit GTR 箱

Amazfit GTR

Amazfit GTR 取説

複数の言語の取説の中に日本語のものが見つかりました。

現在、コジマでもAmazfit Bipなどが販売されていますが、GTRも日本進出を目論んでいるはずです。
ちなみに技適マークも確認できました。

Amazfit GTR 充電

Amazfit GTR

電源を入れるとこの画面になります。

Amazfitのアプリをインストールしてくださいと表示されています。

スマホに事前にこちらのアプリをインストールしておきましょう。

[appbox googleplay com.huami.watch.hmwatchmanager]

[appbox appstore 1127269366?]

Amzfitアプリがインストールされたらアクティベーションしていくのですが、スマホがAmazfit GTRをなかなか認識してくれず戸惑いました。

下のボタン(赤いマーカーがついていない方のボタン)をピコピコ連打していたら認識してくれました。

同様の悩みは5chでもいくつか見かけ、つまずくポイントのようです。

Amazfit GTR

こちらが背面です。

Amazfit GTR

Amazfit GTRの良い点

Amazfitはウォッチフェイスが豊富

AmazfitGTRStoratosVERGEBipなど様々な種類のモデルが出ています。

これだけ類似製品を出して商品を互いにカニバリしてしまわないのか心配になってしまいますが世界中のウォッチフェイス職人が日夜、Amazfitの文字盤開発に励んでいます。

Amazfit GTRもご多分に漏れず既に文字盤開発が進んでおり下記のサイトでダウンロードが可能です。

Amazfit Watchface.com

Amazfit GTR ウォッチフェイス

Simple Amazfit Watchface Builder

Amazfit GTR ウォッチフェイス

初めにお伝えしますが上記のサイトは公式サイトではないので導入の際は自己責任でお願いします。

Amazfit GTRに有名ブランドのウォッチフェイスのインストールする方法

Amazfit gtr Rolex ウォッチフェイス

Amazfit GTRにロレックスの文字盤をインストールしてみました!

ウォッチフェイスの拡張子が.wfzというファイル形式で開発されています。

新しいウォッチフェイスをインストールするには、スマホをPCUSB接続してGTR側のWatchFaceフォルダに.wfzファイルをコピーするだけです。

AmazFacesアプリで簡単に文字盤を変えることができる

PCなんて持っていない。細かいことはよく分からないという方はアプリ経由で簡単に文字盤変更ができます。

一番簡単にウォッチフェイスを導入するには、先ほど紹介したWatchface.comのアプリ(AmazFaces)をインストールする方法をおすすめします。

[appbox googleplay com.amazfitwatchfaces.st]

このアプリはGoogle Play、App Storeの両方で無料でダウンロードできます。

Amazfit Faces

AmazFacesアプリをインストールしたら、まずは自分の使っているスマートウォッチを「Amazfit GTR」に設定しましょう。

そうするとAmazfit GTR用のウォッチフェイスがたくさんでてくるはずです。

気に入ったウォッチフェイスを見つけたらダウンロードボタンを押します。

次に本体に amazfitアプリに登録してあるウォッチフェイスを書き換えます。(偽装化)

Replaceボタンを押すとダウンロード完了。

Amazfitアプリを開いて上の写真右側のウォッチフェイスを選ぶと写真左側のウォッチフェイスに切り替わります。

Amazfit GTR

簡単ですよね。

電池持ちが非常に良い

Apple Watchをはじめとするほとんどスマートウォッチのバッテリーの持ちは13日の物が大半を占めています。

Amazfit GTRのバッテリーは24日間持つとされており、現状発売されているスマートウォッチの中ではトップクラスのバッテリーの持ちを誇ります。

後述しますがこれに対抗できるのは現在、Huawei Watch GTのみで何故かデザインもそっくり。

Huawei watch gt

Huawei Watch GT Classic

中国メーカーが中国メーカーのデザインをパク・・・(オマージュ)し合う時代がついに来てしまいました。

Amazfit GTRのちょっと残念な点

バイブレーターが弱い

Amazfit GTRを装着して一番最初に思ったことはバイブレーターが弱いということでした。

例えるなら「着信音がバイブレーターの音」みたいな逆転な発想という表現がわかりやすいでしょう。

「ビーンビーン」と軽く振動を感じる程度の強さなので、静かな所ならいいですが、雑踏の中や激しい運動をしている時は振動に気がつかない可能性があります。

日本語表示がおかしい

日本語の取説が着いているのに時計本体の表示は英語です。

ただし、通知に関しては日本語で表示されます。

ただし、漢字は表示できるのですが、ひらがなが表示できず、「??」みたいに文字化けしてしまいます。

Amazfit GTR

(写真は5chより引用しております)

将来的にアップデートされて日本語表示を選択できるようになる可能性もあるので気長に待ちましょう。

追記

2019年12月のアップデートにより日本語表示のアップデートがありました。

Lineのメッセージも表示してくれます。

Amazfit GTRHuawei Watch GTとの比較

Amazfit GTRが発売された当初からHuawei Watch GTと瓜二つと言われています。

私は、両方持っていますがしばらく使用してみて、分かった結論はデータの正確性に関しては「Huawei Watch GT」に軍配が上がると感じました。

ただし、カスタマイズ性や単純にバッテリーの持ちに関しては、Amazfit GTRの方が色々できるのでどちらも一長一短があると思います。

Huawei Watch GTに関しては下記のリンクを参考にしてみてください。

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Amazfit GTRとHuawei Watch GTの睡眠分析データの比較

今回データを比較するために両方の時計を左腕につけて寝てみました。
こちらがAmazfit GTRの睡眠分析のスクリーンショット。

もっと早く寝ろというツッコミはしないでくださいね。

深い睡眠、浅い眠りが表示されますが大雑把な感じが否めません。

ちなみにMi Band 4もデータの表示方式が同じです。
こちらがHuaweiWatch GTのスクショです。

Tru Sleepという技術により眠りを分析。

眠りの深さに関してはHuawei Watch GTの方が細かくて見やすいのは明らかですね。

実は、片腕に2本時計をつけて寝たため寝苦しく、夜中に目が覚めてしまいましたが、Huawei Watch GTは目が覚めた回数もしっかりカウントしていました(Amazfit GTRは未検出)

あっ そうそう。

お断りしておきますが、夜中に目が覚めたのは歳をとって眠れなくなったからではありませんよ(多分)

Amazfit GTRMiBand 4と同等の表示しかされない

先ほども書きましたがウォッチフェイスのカスタマイズ性に関してはAmazfit GTRが勝ります

Huawei Watch GTも裏ワザ(Health App Betaを導入してゴニョニョ)をすれば出来なくもないですが導入までの敷居が非常に高く面倒。

この手のことは一通り試すのが私の信条ですがいまだにトライしていません。

Apple Watchのように時計を通して通話は両方ともできない

どちらの時計もそうですが、着信の通知はきますが、Apple Watchのように時計で通話をすることができません。

シャオミの体重計 Mi Scale 2で体重も管理できる

ネガティブなことも書きましたがもう一つ優れている点があります。

シャオミといえば様々な商品を発売していることで有名ですが、シャオミの体重計「Mi Scale 2」もAmazfitアプリから同期させ体重管理をすることができます。

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価格は5,000円以下ながら体重以外の様々なデータを測定できるコスパ満点な体重計で個人的にオススメです。

シャオミはアップルのように様々な製品をMiアカウントで連携させるエコシステムを採用している企業。

せっかくAmazfit GTRで運動をしたら体の状態についても知っておきたいですよね?

まとめ

Amazfit GTRを購入してからまだ数日しか使っていませんが、「ちょっと見切り発車状態で発売しちゃった感」を感じました。

今後、アップデートを重ねながらもっといい物に進化していくのかもしれませんが一つだけ言えるのは「価格が安くてカスタム性があるいいオモチャ」だと感じます。

アスリートの方や運動が趣味の方は、Huawei Watch GTの購入をオススメします。

今後、使用感など追記していく予定です。

追記

2019年12月のアップデートにより日本語表示のアップデートがありました。

Lineのメッセージも表示してくれます。

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • お世話になります。
    早速のレビューありがとうございます。
    私も、Amazfit Stratosを使っているのですが、今回の発表を受けて画面の美しさ、バッテリーの長持ちさから魅力に感じ、ポチってしまいました。(届くまでしばらく時間はかかりそうですが)
    ところで、今使用のAmazfit StratosとAmazfit GTRをTPOに応じて使い分け(データをそのまま引き継ぎながら)は出来るのでしょうか?
    Amazfit Stratosも購入してままないし、現状気に入っていますので、同じアカウントで使い分けることができるのかが気になっています。
    もし、お分かりのことありましたらご教示頂ければと思います。
    何卒、どうぞよろしくお願い致します。

    • お世話になります。
      コメントありがとうございます。
      私はAmazfit Stratosを持っていないので使い分けができるか実証できません。

      ただし!
      MiBand4を持っており同じアカウントで運用、使い分けしようと思って試してみたところ、後からアクティベートしたGTRしか使えなくなってしまいました。
      せっかく同じシャオミ製品なので睡眠分析にMiBand4、仕事ではGTRと使い分けしたかったのですが1アカウント、1スマートウォッチ(アクティビティバンド)のようです。

      サードパーティー製のMifitの類似アプリを使えばもしかしたら使えるかもしれませんが試せません。

  • お世話になります。
    ご返信ありがとうございます。
    そうなんですか。
    っということは、両方を使うには新しい方のAmazfit GTRは、Amazfit Stratosとは違うアカウントで登録し、その日その日の全く別々で使うという方法は出来るのでしょうか。
    引き継げないのは残念ですが、その日その日の通知を受けたり記録を見たら程度はできる様にはなるのでしょうか?
    どちらも大切にはしたいと思っております。

    • 多分アカウントを使い分ければ1台のスマホで使い分けできます。

      Stratosのことは詳しくないのですがデータ同期するアプリはmifitですか?

      それともAmazfitアプリですか?

      もしAmazfitアプリを使うならAmazfitアプリをクローンで2個作る必要があるかもですね。

      • アプリはAmazfitです。
        スマホはiPhoneですが、Amazfitの場合はクローンを作る必要があるというのは初めて聞きました。
        詳しく説明がある記事が御座いましたらご教示頂けたら幸いです。

  • あれからようやくAmazfit GTRが到着しました。
    色々設定するのは楽しいですね。
    さて、Stratosの時の様にPCにUSBを繋げても認識しないのです。PCはWindows10てす。
    勇志によるフェイスを取り込むには他のやり方が必要になるのでしょうか?
    僕のPCが認識しない事がおかしいのでしょうか?
    もし、お分かりの様でしたらご教示頂けますと幸いです。

      • お返事遅くなりましてすみません。
        情報提供のほど、ありがとうございます。
        当案件は5チャンネルでも結構討論中です。
        上記のwebでの説明通りやろうにもMIFITやamaz toolsアプリもGTR未対応の為、外部有志のフェイスが使えない状況です。
        今後のバージョンアップ待ちというところでしょうか。

  • こんにちは。台風凄いですね。
    私もpaceを以前所持していました。PCにUSBを繋げてフェイス変更を楽しんでいました。
    上記にもある様に、iosではまだフェイス変更出来ないんでしょうかね。amazfacesというアプリをダウンロードしてスマホに文字盤をダウンロードはできている様なのですが、amazfitのアプリ側で表示されません。どなたかやり方を知っている方居たら教えて下さい。androidでは出来ている様ですがiosでは
    現状出来ないのですかね。
    GTR、カッコいいのでstratus、paceの様に日本語、文字盤対応を出来ると嬉しいですね。

  • お世話になります。
    今まで、amazfit paceを使っていたのですが
    GTRが日本語に対応との事で購入いたしました。
    フェイスの取り込みですが、このGTRではPCに接続しても
    ただ充電するだけでホルダを開けません。
    何か設定があるのでしょうか?
    どのパソコンでも同じです。
    よく見みると、充電ホルダの形状が違います。
    これが原因でしょうか?
    ご伝授宜しくお願い致します。

    • PCから取り込むよりもスマホアプリの「Amazfaces」から文字盤をダウンロードして取り込んだ方が良いかと思います。

      ただしiPhoneには対応しているか分かりません。

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